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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-07-19 / 芸術・文化 / 学内講座コード:220404

「トホホ」の能600年

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月21日(金)~ 9月15日(金)
講座回数
7回
時間
10:40~12:10
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
23,908円
定員
24
その他
会員受講料: 20,790円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・600年余りの歴史を辿る事により、能の本質を理解する。

【講義概要】
能には、600年を超える歴史がある。その間には、思わず「トホホ」と思えるような出来事がたくさんあった。足利義満は、猿楽の役者で美少年・世阿弥に入れあげ顰蹙を買う。太閤・秀吉は、下手な能を天皇に見せ、自分の功績を称えた曲まで作らせる。徳川幕府の将軍・綱吉や家宣は、能を愛するあまり、とんでもない行動に出る。剛腕の大老・井伊直弼も、意外な事に、自ら能・狂言を作った。江戸城で能を見ていて、思わず眠りこけてしまい、藩主の座を逃した若君もいた。さらには糞尿が残るほど滅茶苦茶だった町人たちの江戸城での能見物。明治になると、存亡を賭け、能と歌舞伎が「天覧」を争う。歴史を辿ってみると、能とは何かが見えて来る。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/21(金) 「翁」と二つの能
第2回 2023/ 7/28(金) 世阿弥と義満
第3回 2023/ 8/ 4(金) 太閤の能狂い
第4回 2023/ 8/25(金) 「武家の式楽」
第5回 2023/ 9/ 1(金) 明治維新と能
第6回 2023/ 9/ 8(金) 能の近代
第7回 2023/ 9/15(金) 現代の能の世界

備考

【ご受講に際して】
◆講義はお気軽にお聞きください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 中村 雅之
肩書き 横浜能楽堂芸術監督、明治大学講師
プロフィール 1959年、北海道生まれ。法政大学大学院修士課程(日本史学専攻)修了。伝統芸能プロデューサー。横浜能楽堂芸術監督。明治大学大学院兼任講師。
桃山時代の能の芸態を400年ぶりに甦らせるなど芸術と学術を融合した公演を数多く手掛ける。プロデュースした「武家の狂言 町衆の狂言」が文化庁芸術祭優秀賞(2008年)、「琉球舞踊 古典女七踊」が文化庁芸術祭大賞(2015年)を受賞。
著書に『古典芸能てんこ盛り』『英訳付き 1冊でわかる日本の古典芸能(淡交社)、『沖縄のこしたい店 忘れられない味』『これで眠くならない! 能の名曲60選』(誠文堂新光社)、『能・狂言 日本の伝統芸能を楽しむ』(偕成社)、『歌い踊る切手』(切手の博物館)、『野村萬斎 なぜ彼は一人勝ちなのか』(新潮新書)、『教養としての能楽史』(ちくま新書)など著書多数。
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