講座詳細情報
申し込み締切日:2023-09-07 / 世界史 / 学内講座コード:220305
ブッダガヤを仏教徒の手に取り戻せ 仏跡復興運動が繋げた世界
- 開催日
- 9月 9日(土)~ 9月 9日(土)
- 講座回数
- 1回
- 時間
- 13:10~18:10 ※途中休憩をはさみます。
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 10,246円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 8,910円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講義概要】
仏教はヒンドゥー教の台頭におされて14世紀には誕生の地インドから姿を消した。しかし、19世紀末、スリランカ独立運動の父、ダルマパーラが釈尊が覚りをひらいた地ブッダガヤを、仏教徒の手に取り戻す運動を開始し、これを契機にインドはふたたび聖地としての存在感を取り戻す。この運動は欧米における仏教ブームを追い風として、日本、タイ、ミャンマー、鎖国中のチベットなどの伝統的な仏教国同士の交流を促進し、キリスト教の宗主国と対峙するナショナリズムをそれぞれの国で発生させるにいたった。本講義では仏跡復興運動がいかにチベット、スリランカ、タイ、ロシア、日本の仏教徒(岡倉天心etc.)を動かしたかについて学ぶ。
仏教はヒンドゥー教の台頭におされて14世紀には誕生の地インドから姿を消した。しかし、19世紀末、スリランカ独立運動の父、ダルマパーラが釈尊が覚りをひらいた地ブッダガヤを、仏教徒の手に取り戻す運動を開始し、これを契機にインドはふたたび聖地としての存在感を取り戻す。この運動は欧米における仏教ブームを追い風として、日本、タイ、ミャンマー、鎖国中のチベットなどの伝統的な仏教国同士の交流を促進し、キリスト教の宗主国と対峙するナショナリズムをそれぞれの国で発生させるにいたった。本講義では仏跡復興運動がいかにチベット、スリランカ、タイ、ロシア、日本の仏教徒(岡倉天心etc.)を動かしたかについて学ぶ。
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 石濱 裕美子 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 出身地:東京都。博士(文学)。研究分野:チベット・モンゴル・満洲の歴史と文化。主な著訳書等:『ダライ・ラマと転生』(扶桑社)、『チベットを知るための50章』(明石書店)、『世界を魅了するチベット』(明石書店)、『ダライ・ラマの仏教入門』(光文社)、『チベット仏教世界の歴史的研究』 (東方書店)など。 |