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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-07-05 / 日本史 / 学内講座コード:120242

石川啄木・小林多喜二の手紙を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月 7日(金)~ 8月 4日(金)
講座回数
5回
時間
10:40~12:10
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
17,077円
定員
30
その他
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・石川啄木と小林多喜二の思想・文学に「手紙」を通して親しむ。
・論説や評論・小説などに限られがちな人物像の原点や等身大の思惟に迫る。
・直筆の「手紙」(コピー・写真版など)に接するほか、朗読を試みる。

【講義概要】
ごく私的な人間関係の表現とその伝達方法である「手紙」は、近代の政治家や思想家、文学者らの内実を知るうえで大きな手がかりとなります。夏目漱石・芥川龍之介ら文学者の全集にも「書簡」の数巻があります。重厚な評論や小説を読み通すにはそれなりの気構えを要しますが、「日記」とともに「手紙」からはそれらの背景となるシチュエーションへの理解がある程度は必要とはいえ、書き手の人間性にとどまらず、それぞれの行動や思想の原点や意図などを読みとることができます。本講座では、石川啄木と小林多喜二の手紙をとりあげ、それぞれの人間的魅力の一端に迫ります。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 7/ 7(金) 石川啄木の手紙① 青年の気負い・借金の依頼・文学観
第2回 2023/ 7/14(金) 石川啄木の手紙② 晩年の社会思想の理解のために
第3回 2023/ 7/21(金) 小林多喜二の手紙① 少年期の独創的な手紙と田口タキ宛ラブレターを中心に
第4回 2023/ 7/28(金) 小林多喜二の手紙② 編集者への手紙を通して、『蟹工船』などの創作意図を探る
第5回 2023/ 8/ 4(金) 小林多喜二の手紙③ 豊多摩監獄の獄中書簡を通して、文学観や「北の国」への思いなどを探る

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は8月25日を予定しています。
◆本講座は2022年夏講座「近代日本の手紙を読む」を再編したものです。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 荻野 富士夫
肩書き 小樽商科大学名誉教授
プロフィール 1953年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科後期課程修了。早稲田大学文学部助手を経て、1987年より2018年まで小樽商科大学商学部に勤務。専門分野は日本近現代史。著書に『思想検事』『特高警察』(ともに岩波新書)、『よみがえる戦時体制』(集英社新書)、『治安維持法の「現場」』(六花出版)などがある。
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