大学公開講座のセカンドアカデミー

【講義概要】
「使徒言行録」は、『新約聖書』に含まれている多くの文書の中でも、最も重要な文書の一つです。イエス・キリストの死と復活を通じてエルサレムにおいて始まったキリスト教の「教会」が、どのような仕方でローマ帝国の各地とりわけローマに至るまで広まっていくかが、重厚な歴史絵巻として描き上げられています。イエス・キリストの生涯を描いた四つの「福音書」と使徒パウロによる様ーな「書簡」をつなぐ、『新約聖書』全体の要となる文書です。キリスト教の教えの基本がどのような仕方で形成されていったのかを、ありありと読み取ることができる「使徒言行録」を丁寧に読解することを通じて、キリスト教の本質をわかりやすく御説明します。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 5/15(月) 第1章～第4章
第2回 2023/ 5/22(月) 第5章～第8章
第3回 2023/ 5/29(月) 第9章～第13章
第4回 2023/ 6/ 5(月) 第14章～第18章
第5回 2023/ 6/12(月) 第19章～第23章
第6回 2023/ 6/19(月) 第24章～第28章

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は6月26日(月)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌ー日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
◆3/18(土) 16:00より本講座の無料体験会を実施します。
◆体験会お申込みはこちらから。
https://www1.exーwaseda.jp/online/ 「無料体験講座」をクリックし、「絞り込み」をクリックしてください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	山本 芳久
肩書き	東京大学教授
プロフィール	1973年生。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。専攻は哲学・倫理学・キリスト教学。博士(文学)(東京大学)。著書に『キリスト教の核心をよむ』(NHK出版、2021年)、『トマス・アクィナス 理性と神秘』(岩波新書、2017年、サントリー学芸賞受賞)、『危機の神学』(文春新書、2021年、若松英輔との共著)等。