講座詳細情報
申し込み締切日:2023-04-20 / 芸術・文化 / 学内講座コード:110449
近代芸術家の庭づくり
- 開催日
- 4月22日(土)~ 6月24日(土)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:40~12:10
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 27,324円
- 定員
- 30
- その他
- 会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・庭園という主題が造形芸術において有する意義について理解を深める。
・西洋の近代芸術家による創作活動と庭園/庭づくりの関係について理解を深める。
・庭づくりが西洋近代芸術の多様な領域に果たした意義を解釈する力を身につける。
【講義概要】
19世紀半ばを迎えたヨーロッパでは、17ー18世紀のフランス整形式庭園や18世紀イギリスにおける風景式庭園など歴史主義を規範とする大規模庭園を否定し、むしろ多様な植栽植物によって自然らしさを追求する小規模庭園が登場します。本講座のテーマは、19世紀におけるそうした庭園改革を歴史的背景として展開した、近代芸術家による庭づくりです。最新の園芸知識を獲得して庭づくりに勤しんだ彼らの営みを、単なる余暇的なガーデニング趣味と捉えるのではなく、むしろそれらが近代芸術の展開にとって本質的な意義をもつ、との関心に基づき、画家、建築家、工芸家、デザイナーら多様な芸術領域で活躍した人ーと庭づくりの関係について学びます。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/22(土) 近代における造形芸術と庭園
第2回 2023/ 5/13(土) 19世紀における庭園の改革
第3回 2023/ 5/20(土) アーツ・アンド・クラフツ運動におけるウィリアム・モリスの庭
第4回 2023/ 5/27(土) 近代画家による水辺の庭づくり
第5回 2023/ 6/ 3(土) 色彩画家クロード・モネの庭づくり
第6回 2023/ 6/10(土) ガラス作家エミール・ガレと庭の植物
第7回 2023/ 6/17(土) 建築家ペーター・ベーレンスの庭園観と実践
第8回 2023/ 6/24(土) 前衛芸術家ハンナ・ヘーヒの生きるための庭
・庭園という主題が造形芸術において有する意義について理解を深める。
・西洋の近代芸術家による創作活動と庭園/庭づくりの関係について理解を深める。
・庭づくりが西洋近代芸術の多様な領域に果たした意義を解釈する力を身につける。
【講義概要】
19世紀半ばを迎えたヨーロッパでは、17ー18世紀のフランス整形式庭園や18世紀イギリスにおける風景式庭園など歴史主義を規範とする大規模庭園を否定し、むしろ多様な植栽植物によって自然らしさを追求する小規模庭園が登場します。本講座のテーマは、19世紀におけるそうした庭園改革を歴史的背景として展開した、近代芸術家による庭づくりです。最新の園芸知識を獲得して庭づくりに勤しんだ彼らの営みを、単なる余暇的なガーデニング趣味と捉えるのではなく、むしろそれらが近代芸術の展開にとって本質的な意義をもつ、との関心に基づき、画家、建築家、工芸家、デザイナーら多様な芸術領域で活躍した人ーと庭づくりの関係について学びます。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 4/22(土) 近代における造形芸術と庭園
第2回 2023/ 5/13(土) 19世紀における庭園の改革
第3回 2023/ 5/20(土) アーツ・アンド・クラフツ運動におけるウィリアム・モリスの庭
第4回 2023/ 5/27(土) 近代画家による水辺の庭づくり
第5回 2023/ 6/ 3(土) 色彩画家クロード・モネの庭づくり
第6回 2023/ 6/10(土) ガラス作家エミール・ガレと庭の植物
第7回 2023/ 6/17(土) 建築家ペーター・ベーレンスの庭園観と実践
第8回 2023/ 6/24(土) 前衛芸術家ハンナ・ヘーヒの生きるための庭
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 後藤 文子 |
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肩書き | 慶應義塾大学教授 |
プロフィール | 東京都生まれ。慶應義塾大学(美学修士)。専門分野は西洋美術史学、庭園芸術学。近代ドイツ語圏における美術・建築・デザイン・庭園芸術について研究。著書に『朝日美術館 20世紀の巨匠 西洋編2 パウル・クレー』(共著、朝日新聞社、1995年)、『色彩から見る近代美術 ーー ゲーテより現代へ』(共著、三元社、2013年)、『共感覚から見えるもの ーー アートと科学を彩る五感の世界』(共著、勉誠出版、2016年)、『科学と芸術』(共著、中央公論新社、2022年)、翻訳にH. デュヒティング『パウル・クレー 絵画と音楽』(岩波書店、2009年)など。 |