講座詳細情報
申し込み締切日:2023-02-01 / 世界史 / 学内講座コード:340301
文学で知るアメリカの精神―アメリカン・マインドとは何か
- 開催日
- 2月 3日(金)~ 3月 3日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- その他
- 入学金
- -
- 受講料
- 17,077円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
●アメリカ人の考え方、感じ方をより深く理解する。
●文学作品にあらわれたアメリカン・マインドを探究する。
●歴史的な出来事からアメリカ的精神とは何かを知る。
【講義概要】
戦後、私たち日本人はアメリカ文化の影響を強く受けてきました。移民で成り立つ国アメリカ合衆国は、多様な要素を含みながらも、同時に一つのイデオロギーで統一されているように見えます。トランプとバイデンという二人の大統領を例にとっても、相反する特異な資質を読み取ることができますが、またどちらもアメリカ的精神を代表しています。文学作品を通して歴史的にアメリカの精神(アメリカン・マインド)を探ります。17世紀に起きた魔女裁判、18世紀のインディアン戦争、ピューリタニズム(清教徒主義)、女の自立、資本主義を奨励する傾向は、今日のアメリカ人を造形しています。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 2/ 3(金) アーサー・ミラー『るつぼ』から、集団と個人の対立を学ぶ。
第2回 2023/ 2/10(金) フェニモア・クーパー『モヒカン族の最後』から、18世紀のインディアン戦争の背景を学ぶ。
第3回 2023/ 2/17(金) ナサニエル・ホーソーン『緋文字』における女主人公の意味は。
第4回 2023/ 2/24(金) ルイザ・メイ・オルコット『若草物語』
第5回 2023/ 3/ 3(金) シオドア・ドライサー『アメリカの悲劇』
●アメリカ人の考え方、感じ方をより深く理解する。
●文学作品にあらわれたアメリカン・マインドを探究する。
●歴史的な出来事からアメリカ的精神とは何かを知る。
【講義概要】
戦後、私たち日本人はアメリカ文化の影響を強く受けてきました。移民で成り立つ国アメリカ合衆国は、多様な要素を含みながらも、同時に一つのイデオロギーで統一されているように見えます。トランプとバイデンという二人の大統領を例にとっても、相反する特異な資質を読み取ることができますが、またどちらもアメリカ的精神を代表しています。文学作品を通して歴史的にアメリカの精神(アメリカン・マインド)を探ります。17世紀に起きた魔女裁判、18世紀のインディアン戦争、ピューリタニズム(清教徒主義)、女の自立、資本主義を奨励する傾向は、今日のアメリカ人を造形しています。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 2/ 3(金) アーサー・ミラー『るつぼ』から、集団と個人の対立を学ぶ。
第2回 2023/ 2/10(金) フェニモア・クーパー『モヒカン族の最後』から、18世紀のインディアン戦争の背景を学ぶ。
第3回 2023/ 2/17(金) ナサニエル・ホーソーン『緋文字』における女主人公の意味は。
第4回 2023/ 2/24(金) ルイザ・メイ・オルコット『若草物語』
第5回 2023/ 3/ 3(金) シオドア・ドライサー『アメリカの悲劇』
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 荒 このみ |
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肩書き | 東京外国語大学名誉教授 |
プロフィール | 1946年生まれ。お茶の水女子大学卒業、東京大学大学院博士課程修了。博士(文学)。アメリカ文学・文化専攻。著書『マルコムX』(岩波新書)、『風と共に去りぬーーアメリカン・サーガの光と影』(岩波書店)、訳書『風と共に去りぬ』全6巻(岩波文庫)、『「他者」の起源』(集英社新書)など。文学作品の精読によるアメリカ社会を知る大切さを感じている。 |