講座詳細情報
申し込み締切日:2023-02-15 / 日本史 / 学内講座コード:340217
天皇と国体思想―「日本」という国家のかたち
- 開催日
- 2月17日(金)~ 3月 3日(金)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 10,246円
- 定員
- 24
- その他
- 会員受講料: 8,910円(入会金は8,000円(税込))
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・日本における「国体」という概念の本質をつかむ。
・天皇制と家の思想の関係性を理解する。
【講義概要】
かつて日本では「国体」の思想が国民に教化された。日本が「近代国家」として邁進する中、そのシンボルとして天皇が神格化された意味とは?そして、国体思想は戦争や植民地支配においていかなる役割を果たしたのか?国体の核心は、現人神・天皇が国の「家長」、国民が天皇の「赤子」とされた点にある。つまり君臣が「家族」に擬態化されることで国民の統合が図られたのである。そこで本講座では、この国体思想を「家」に焦点を当てて読み解いていくことで、「天皇と家」がいかに結びついて「日本」なるものを作ってきたのかを問い直す。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 2/17(金) 幕末のナショナリズムと「国体」ー尊王思想の沸騰
第2回 2023/ 2/24(金) 天皇と家族国家思想―「国体」の核となる家
第3回 2023/ 3/ 3(金) 「国体」と戦争―「八紘一宇」とアジア
・日本における「国体」という概念の本質をつかむ。
・天皇制と家の思想の関係性を理解する。
【講義概要】
かつて日本では「国体」の思想が国民に教化された。日本が「近代国家」として邁進する中、そのシンボルとして天皇が神格化された意味とは?そして、国体思想は戦争や植民地支配においていかなる役割を果たしたのか?国体の核心は、現人神・天皇が国の「家長」、国民が天皇の「赤子」とされた点にある。つまり君臣が「家族」に擬態化されることで国民の統合が図られたのである。そこで本講座では、この国体思想を「家」に焦点を当てて読み解いていくことで、「天皇と家」がいかに結びついて「日本」なるものを作ってきたのかを問い直す。
【各回の講義予定】
第1回 2023/ 2/17(金) 幕末のナショナリズムと「国体」ー尊王思想の沸騰
第2回 2023/ 2/24(金) 天皇と家族国家思想―「国体」の核となる家
第3回 2023/ 3/ 3(金) 「国体」と戦争―「八紘一宇」とアジア
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 遠藤 正敬 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学講師 |
プロフィール | 早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。現在、早稲田大学台湾研究所非常勤次席研究員。早稲田大学、宇都宮大学、大阪国際大学等で非常勤講師。主な著書に『天皇と戸籍―「日本」を映す鏡』(筑摩書房、2019年)、『犬神家の戸籍―「血」と「家」の近代日本』(青土社、2021年)など。 |