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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-01-30 / 日本史 / 学内講座コード:340205

光仁・桓武朝の光と影 正史『続日本紀』と歴史物語『水鏡』の対比から

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2月 1日(水)~ 3月 1日(水)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
17,077円
定員
66
その他
会員受講料: 14,850円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・奈良末期の宮廷社会の歴史がどのように作られてきたのかを学ぶ。

【講義概要】
奈良時代の末期、それまでの天皇とは異なり官僚として半生を過ごした父子天皇が登場します。光仁天皇(白壁王)と桓武天皇(山部親王)です。彼らは天智天皇の血統に連なり、それゆえに父から子へと皇位は安定的に受け継がれたとされています。しかし、それは正史である『続日本紀』には記されておらず、鎌倉時代に書かれた歴史物語『水鏡』に描かれているストーリーにほかなりません。さりとて『水鏡』の記述がすべてフィクションとは考えられません。『続日本紀』と『水鏡』を比較・検討しながら、奈良末の皇位継承問題を軸にして当該期の宮廷社会の実像に迫ります。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 2/ 1(水) 白壁王の登場
第2回 2023/ 2/ 8(水) 光仁天皇と井上皇后
第3回 2023/ 2/15(水) 井上皇后の悪だくみ
第4回 2023/ 2/22(水) 山部親王と藤原百川
第5回 2023/ 3/ 1(水) 呪詛の歳月

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 遠山 美都男
肩書き 学習院大学講師
プロフィール 1957年東京都生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。博士(史学、学習院大学)。専門は日本古代史。著書に『新版 大化改新』『壬申の乱』(中央公論新社)、『蘇我氏四代 ― 臣、罪を知らず』(ミネルヴァ書房)、『古代の皇位継承』『敗者の日本史 大化改新と蘇我氏』『人をあるく 蘇我氏と飛鳥』(吉川弘文館)、『彷徨の王権 聖武天皇』『古代日本の女帝とキサキ』『天武天皇の企て 壬申の乱で解く日本書紀』(角川学芸出版)など多数。
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