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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-01-10 / 日本史 / 学内講座コード:240212

江戸幕府の芝居経営 なんのための強権か

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月12日(木)~ 3月 9日(木)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
その他 
入学金
 - 
受講料
27,324円
定員
30
その他
会員受講料: 23,760円(入会金は8,000円(税込))
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・歴史を総合的に解釈する力を身につける。
・江戸時代に対する多角的な視点・視座を得ることで、江戸をより深く知ろうとする動機づけになる。
・日本文化とくに江戸歌舞伎に対する理解を深める。

【講義概要】
演劇としての歌舞伎は役者と作品によって機能しています。この機能は理解者・支持者がいないと停止します。
それでは、理解者・支持者とはだれかと問われれば一般的に「大衆」と答えるのではないでしょうか。彼らが見物することで芝居は成立するからです。しかし「最大の」理解者は果たして大衆なのでしょうか。というのも、大衆は直接的に芝居へ金銭を落としてくれますが、芝居の経営が危機に瀕した時、彼らは何の保障もしてくれません。
ということは「最大の」理解者は他にいるということです。そして、その理解者こそが幕府ではなかったでしょうか。このことを考えるために、幕府が芝居の経営に対してどのように関わっていたかをみていきます。

【各回の講義予定】
第1回 2023/ 1/12(木) 権力と芸能の接合点
第2回 2023/ 1/19(木) 芝居町の成立
第3回 2023/ 1/26(木) 吉原の成立
第4回 2023/ 2/ 2(木) 天保改革による芝居経営(1)
第5回 2023/ 2/ 9(木) 天保改革による芝居経営(2)
第6回 2023/ 2/16(木) 仮櫓創設の意義
第7回 2023/ 3/ 2(木) 幕府と芝居(補足)
第8回 2023/ 3/ 9(木) 初代中村仲蔵伝再考

備考

【ご受講に際して】
◆本講座では、既定の結論を設ける予定はありません。講師から受講生への一方通行的な解釈を甘受せず、気楽に、あるいは気軽な気持ちで色々と意見を出してみましょう。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 加藤 征治
肩書き 郵政博物館委員
プロフィール 1976年東京生まれ。博士(文学)(総合研究大学院大学)。専門は近世芸能経営史、近世都市研究および浮世絵研究。元人間文化研究機構研究員(ライデン班)。郷土史大系『宗教・教育・芸能・地域社会』(分担執筆、2020)や『江戸楽―特集・江戸の冬越し』(取材受託、2020)などがある。
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