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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-12-11 / 芸術・文化 / 学内講座コード:930403

【オンデマンド】西洋美術における「タイトル」をめぐる考察 パレルゴン・クエスト―「題」の大冒険

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンデマンド(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
12月13日(火)~12月13日(火)
講座回数
6回
時間
00:00~23:59
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
11,880円
定員
20
その他
ビジター価格 11,880円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・「タイトル」とは、そもそも、西洋美術においては、どういった存在なのかを考えます。
・「タイトル」の無かった西洋絵画に、どうやってタイトルを付けたのかを学びます。
・「タイトル」の中でも、時代と共に変わってきた例を学び、その事情を把握します。
・「タイトル」の中には、絵と内容が違っていても誤謬ではない場合があることを理解します。
・「タイトル」の中には、絵と内容が合っていても誤謬である場合があることを理解します。
・「タイトル」の中には、翻訳や思い込みにより、間違っている場合があることを認識します。
・「タイトル」を検討することが、より深い作品理解につながることを学びます。

【講義概要】
そもそも西洋絵画には、画家が「タイトル」を付ける習慣はありませんでした。では、どうやって「タイトル」を付けてきたのでしょう。本講座は、フェルメールやレンブラント、ジョットやクリムトなどの具体的な作品とともに、西洋美術における「タイトル」について、様々な視点から検討していくものです。ちなみに副題の「パレルゴン」とは、作品自体ではなく、作品(=エルゴン)を取り巻く、付随的なもののことです。「ドラゴン・クエスト」ならぬ、「パレルゴン・クエスト」として、付随的であるとされた「タイトル」を探ることで、真の作品理解へと導くものです。さあ、あなたもご一緒に、「題」の大冒険へと旅立ちませんか。



【各回の講義予定】
第1回 2022/12/13(火) 題の旅立ち/サロン展と題名のない西洋美術
第2回 2022/12/13(火) 再来の美少女/フェルメールの絵画と題名が変わる西洋美術
第3回 2022/12/13(火) 裏切りの夜警/レンブラントの名画と西洋絵画のニックネーム
第4回 2022/12/13(火) 婚礼の行列/ジョットの聖母の物語と揺れるタイトル
第5回 2022/12/13(火) 田園の過ち/ルーベンスの牧歌的風景とある美術史家への疑義
第6回 2022/12/13(火) 乙女の祈り/クリムトの晩年作と複数形のタイトル

備考

【ご受講に際して】
◆この講座は
2022年度 春期 「西洋美術における「タイトル」をめぐる考察」 (04/25~06/20 月曜日、全6回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 平松 洋
肩書き 美術評論家、フリーキュレーター
プロフィール 1962年岡山生まれ。企業美術館学芸員として数多くの展覧会を手がける。その後フリーランスとなり、国際展や企画展のチーフ・キュレーターとして活躍。現在は、主に執筆活動を行い、美術書を刊行。『名画 絶世の美女』シリーズ、『名画の謎を解き明かすアトリビュート・シンボル図鑑』『誘う絵』『ミケランジェロの世界』他、海外3カ国地域での翻訳出版を含めると著作は50冊を超える。
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