講座詳細情報
申し込み締切日:2022-11-09 / その他教養 / 学内講座コード:730704
空洞化する通貨発行独占 中央銀行制度の黄昏
- 開催日
- 11月11日(金)~11月25日(金)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 19:00~20:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 8,910円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 10,246円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講義概要】
通貨制度が揺れている。通貨発行独占を基盤とする現在の中央銀行制度が生まれたのは19世紀の西欧圏でだが、それはこの時代の西欧圏で始まった経済成長(1人当たりGDPが増加するという意味での経済成長)により「プラスの均衡利子率」が定着したことを背景とするものだった。だが、21世紀に入って、その経済成長が屈折するとともに均衡利子率がマイナス領域にまで低下することが常態化する一方、ブロックチェーンに代表される分散台帳技術は、中央銀行が通貨発行を「独占」することの技術基盤を融解させつつある。この講義では、通貨制度の過去と現在そして未来を、成長の限界と分散型台帳技術の実用化という両面から整理し展望する。
【各回の講義予定】
第1回 2022/11/11(金) 貨幣はどこから来たのか
第2回 2022/11/18(金) 金融政策の仕組みと限界
第3回 2022/11/25(金) 仮想通貨はどこまで通貨になるか
通貨制度が揺れている。通貨発行独占を基盤とする現在の中央銀行制度が生まれたのは19世紀の西欧圏でだが、それはこの時代の西欧圏で始まった経済成長(1人当たりGDPが増加するという意味での経済成長)により「プラスの均衡利子率」が定着したことを背景とするものだった。だが、21世紀に入って、その経済成長が屈折するとともに均衡利子率がマイナス領域にまで低下することが常態化する一方、ブロックチェーンに代表される分散台帳技術は、中央銀行が通貨発行を「独占」することの技術基盤を融解させつつある。この講義では、通貨制度の過去と現在そして未来を、成長の限界と分散型台帳技術の実用化という両面から整理し展望する。
【各回の講義予定】
第1回 2022/11/11(金) 貨幣はどこから来たのか
第2回 2022/11/18(金) 金融政策の仕組みと限界
第3回 2022/11/25(金) 仮想通貨はどこまで通貨になるか
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は12月2日(金)を予定しています。
◆Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆休講が発生した場合の補講は12月2日(金)を予定しています。
◆Zoomミーティングを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 岩村 充 |
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肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 東京都生まれ。1974年、東京大学卒業。日本銀行を経て1998年から2021年まで早稲田大学教授。2002年、早稲田大学博士。2021年、早稲田大学名誉教授。『国家・企業・通貨』(2020年、新潮選書)、『ポストコロナの資本主義』(2020年、日本経済新聞出版)など著書多数。 |