講座詳細情報
申し込み締切日:2022-09-28 / 日本史 / 学内講座コード:130243
王権の古代史
- 開催日
- 9月30日(金)~12月 9日(金)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,700円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 34,155円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・日本古代の歴史を正確に理解する
・考古学や人類学などの成果にも目を配る必要を理解する
【講義概要】
今期は、蘇我入鹿の暗殺、蝦夷の自害によって、蘇我本宗家が滅亡した「乙巳の変(狭義の大化改新)」後の大王孝徳・斉明の時代をあつかいます。孝徳期は、70年代の「大化改新」否定論の提起、その後の孝徳期難波宮の発掘や難波宮・藤原宮の木簡の出土等から、研究が蓄積されており、また、斉明期は、王権論・女帝論から新しい時代像が提起され活況を呈しています。7世紀後半は、倭国だけでなく、百済・新羅・高句麗等の国内も王権の強化ないし衰退を招く政治変動をみせており、その影響は大国唐を含めた国際外交・戦争を活発化させています。激動する東アジアの国際関係に目を配り、当時の倭国の王権・社会の実状を検討してみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 9/30(金) 皇極女帝の譲位・孝徳即位
第2回 2022/10/ 7(金) 孝徳の難波遷都-難波京は存在したか?
第3回 2022/10/14(金) 「大化改新詔」の虚実
第4回 2022/10/21(金) 蘇我倉山田石川麻呂の失脚と山田寺
第5回 2022/10/28(金) 斉明重祚-鬼神に魅せられた女帝
第6回 2022/11/11(金) 斉明女帝の「興事」-飛鳥発掘でわかってきたこと
第7回 2022/11/18(金) 斉明朝の北方政策
第8回 2022/11/25(金) 百済の滅亡と倭国・倭王権-半島情勢の激変
第9回 2022/12/ 2(金) 白村江の戦役-斉明の親征
第10回 2022/12/ 9(金) 斉明女帝の死去
・日本古代の歴史を正確に理解する
・考古学や人類学などの成果にも目を配る必要を理解する
【講義概要】
今期は、蘇我入鹿の暗殺、蝦夷の自害によって、蘇我本宗家が滅亡した「乙巳の変(狭義の大化改新)」後の大王孝徳・斉明の時代をあつかいます。孝徳期は、70年代の「大化改新」否定論の提起、その後の孝徳期難波宮の発掘や難波宮・藤原宮の木簡の出土等から、研究が蓄積されており、また、斉明期は、王権論・女帝論から新しい時代像が提起され活況を呈しています。7世紀後半は、倭国だけでなく、百済・新羅・高句麗等の国内も王権の強化ないし衰退を招く政治変動をみせており、その影響は大国唐を含めた国際外交・戦争を活発化させています。激動する東アジアの国際関係に目を配り、当時の倭国の王権・社会の実状を検討してみたいと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2022/ 9/30(金) 皇極女帝の譲位・孝徳即位
第2回 2022/10/ 7(金) 孝徳の難波遷都-難波京は存在したか?
第3回 2022/10/14(金) 「大化改新詔」の虚実
第4回 2022/10/21(金) 蘇我倉山田石川麻呂の失脚と山田寺
第5回 2022/10/28(金) 斉明重祚-鬼神に魅せられた女帝
第6回 2022/11/11(金) 斉明女帝の「興事」-飛鳥発掘でわかってきたこと
第7回 2022/11/18(金) 斉明朝の北方政策
第8回 2022/11/25(金) 百済の滅亡と倭国・倭王権-半島情勢の激変
第9回 2022/12/ 2(金) 白村江の戦役-斉明の親征
第10回 2022/12/ 9(金) 斉明女帝の死去
備考
【ご受講に際して】
◆2022年春学期の続編ですが、学期ごとに完結する内容ですので、初めての方もご受講いただけます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆2022年春学期の続編ですが、学期ごとに完結する内容ですので、初めての方もご受講いただけます。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 荒木 敏夫 |
---|---|
肩書き | 専修大学名誉教授 |
プロフィール | 1946年東京生まれ。専修大学名誉教授。1969年3月早稲田大学教育学部を卒業、1975年7月~86年3月愛知教育大学教育学部、1986年4月~2017年3月専修大学文学部教授。主著は『日本古代の皇太子』(吉川弘文館)、『可能性としての女帝』(青木書店)、『日本古代王権の研究』(吉川弘文館)、等。 |