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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-04-23 / 芸術・文化 / 学内講座コード:710407

西洋美術における「タイトル」をめぐる考察 パレルゴン・クエスト―「題」の大冒険

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター オンライン講座(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月25日(月)~ 6月20日(月)
講座回数
6回
時間
19:00~20:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
17,820円
定員
30
その他
ビジター価格 20,493円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・「タイトル」とは、そもそも、西洋美術においては、どういった存在なのかを考えます。
・「タイトル」の無かった西洋絵画に、どうやってタイトルを付けたのかを学びます。
・「タイトル」の中でも、時代と共に変わってきた例を学び、その事情を把握します。
・「タイトル」の中には、絵と内容が違っていても誤謬ではない場合があることを理解します。
・「タイトル」の中には、絵と内容が合っていても誤謬である場合があることを理解します。
・「タイトル」の中には、翻訳や思い込みにより、間違っている場合があることを認識します。
・「タイトル」を検討することが、より深い作品理解につながることを学びます。

【講義概要】
そもそも西洋絵画には、画家が「タイトル」を付ける習慣はありませんでした。では、どうやって「タイトル」を付けてきたのでしょう。本講座は、フェルメールやレンブラント、ジョットやクリムトなどの具体的な作品とともに、西洋美術における「タイトル」について、様々な視点から検討していくものです。ちなみに副題の「パレルゴン」とは、作品自体ではなく、作品(=エルゴン)を取り巻く、付随的なもののことです。「ドラゴン・クエスト」ならぬ、「パレルゴン・クエスト」として、付随的であるとされた「タイトル」を探ることで、真の作品理解へと導くものです。さあ、あなたもご一緒に、「題」の大冒険へと旅立ちませんか。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/25(月) 題の旅立ち/サロン展と題名のない西洋美術
第2回 2022/ 5/ 9(月) 再来の美少女/フェルメールの絵画と題名が変わる西洋美術
第3回 2022/ 5/23(月) 裏切りの夜警/レンブラントの名画と西洋絵画のニックネーム
第4回 2022/ 6/ 6(月) 婚礼の行列/ジョットの聖母の物語と揺れるタイトル
第5回 2022/ 6/13(月) 田園の過ち/ルーベンスの牧歌的風景とある美術史家への疑義
第6回 2022/ 6/20(月) 乙女の祈り/クリムトの晩年作と複数形のタイトル

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、6月27日(月)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆具体的な絵画作品を提示しながら、絵画のタイトルを読み解いていく入門講座ですので、美術の初心者の方でも、受講可能です。
◆ジョットからクリムトまで、幅広い作品によって「タイトル」が持つ問題点を検討しますが、事前の知識は必要ありません。
◆美術用語や専門的な術語については、その都度、解説するとともに、ハンドアウトをご用意いたします。
◆昨年春に開講した「西洋美術における『作者』をめぐる冒険」の続編となりますが、前回講義を受けていない方でも全く問題ありません。
◆3/4(金)19:00より本講座の無料体験会を実施します。
◆体験会お申込みはこちらから。 https://www1.ex-waseda.jp/online/ 「無料体験講座」をクリックし、「絞り込み」をクリックしてください。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 平松 洋
肩書き 美術評論家、フリーキュレーター
プロフィール 1962年岡山生まれ。企業美術館学芸員として数多くの展覧会を手がける。その後フリーランスとなり、国際展や企画展のチーフ・キュレーターとして活躍。現在は、主に執筆活動を行い、美術書を刊行。『ラファエル前派の世界』『バーン=ジョーンズの世界』『名画 絶世の美女』『アトリビュート・シンボル図鑑』他、著作は50冊を超える。
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