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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-04-13 / 日本史 / 学内講座コード:310203

古代大和の有力在地豪族と建内宿禰後裔氏族系譜

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月15日(金)~ 6月10日(金)
講座回数
8回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
23,760円
定員
36
その他
ビジター価格 27,324円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・建内宿禰後裔氏族系譜の成立を通して、蘇我・巨勢・紀・平群など大和の有力在地豪族の実態とその氏族的発展の過程を探る。

【講義概要】
『記紀』に歴代の天皇に仕えた忠臣として描かれる建内宿禰は、5世紀の南大和の大豪族の葛城氏や、6・7世紀の大和政権の執政官・議政官である蘇我・巨勢・紀・平群などの諸氏の祖にあたる人物とされています。彼は実在の人物ではありませんが、『記紀』でもっとも著名なこの伝承上の人物が、何故、大和政権を構成した有力在地豪族の祖とされるのか、その理由を豪族たちの実態や彼等の歴史的活動を通して探ってみることが必要となります。今回の講義ではこの問題を、建内宿禰の子の一人とされる葛城曽都比古の存在を手掛かりに検討するつもりです。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/15(金) 葛城氏とは何か?〈その歴史的実態をめぐって〉
第2回 2022/ 4/22(金) 蘇我氏の誕生〈葛城氏後継勢力の盟主として〉〔1〕
第3回 2022/ 5/ 6(金) 蘇我氏の誕生〈葛城氏後継勢力の盟主として〉〔2〕
第4回 2022/ 5/13(金) 葛城氏の後継勢力と紀氏の交流〈対外的軍事活動と紀ノ川の水運〉
第5回 2022/ 5/20(金) 巨勢氏と波多氏〈6世紀に勃興した南大和の葛城氏後継勢力〉
第6回 2022/ 5/27(金) 平群氏と馬・交通路〈竜田道と大和川水運〉
第7回 2022/ 6/ 3(金) 葛城曽都比古の後裔から建内宿禰の後裔へ〈有力在地豪族の同祖系譜の形成過程〉
第8回 2022/ 6/10(金) 建内宿禰伝承と建内宿禰後裔氏族系譜の成立

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は、6月17日(金)を予定しております。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 加藤 謙吉
肩書き 元中央大学・元成城大学講師
プロフィール 1948年三重県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は日本古代豪族研究(日本古代史)。著書に『大和政権とフミヒト制』(吉川弘文館)、『ワニ氏の研究』(雄山閣)などがある。
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