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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-04-05 / 芸術・文化 / 学内講座コード:210411

愛と反逆のラファエル前派 見よ!無限のイメージに満ちた魂の領域を!

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月 7日(木)~ 6月16日(木)
講座回数
7回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
20,790円
定員
30
その他
ビジター価格 23,908円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・「ラファエル前派」とは、そもそも、西洋美術史の中で、どういった存在なのかを把握します。
・「ラファエル前派」「ラファエル前派兄弟団」「ラファエル前派主義」の違いを理解します。
・「ラファエル前派」から「後期ラファエル前派」及び「唯美主義」までを通時的に把握します。
・「ラファエル前派」が行ったアカデミズムへの反逆をロマン主義の観点から理解します。
・「ラファエル前派」が絶世の美女(スタナーズ)を求めた理由を探求し、その理念を把握します。
・「ラファエル前派」解体の一因に、彼らの恋愛関係や愛の確執があったことを認識します。
・「ラファエル前派」は美術だけでなく、文学やサブカルにまで影響していることを理解します。

【講義概要】
19世紀中葉の英国で、ロイヤル・アカデミーに通うミレイ、ハント、ロセッティらは「ラファエル前派兄弟団」を結成。アカデミズムに対して反逆の狼煙をあげたのです。彼らの運動は、大きなうねりとなり、英国のみならず、世界的に影響を与えます。しかし、その活動期間は短く、「後期ラファエル前派」とされるバーン=ジョーンズらに引き継がれていくのです。本講座は、「後期」はもちろん、「唯美主義」や「アーツ・アンド・クラフツ運動」までを視野に、ラファエル前派とその後の展開を詳述します。なお、副題はロセッティのソネットからの拙訳で、彼らの魂に映し出されたイメージを、「愛」と「反逆」をテーマに探っていきたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/ 7(木) 批判と憧憬ー巨匠嫌いの中世趣味
第2回 2022/ 4/14(木) 理想と非難-逆境の「P.R.B.」
第3回 2022/ 4/21(木) 擁護と薫陶―救世主ラスキンの教え
第4回 2022/ 5/19(木) 離反と解体-兄弟団の早すぎた終焉
第5回 2022/ 5/26(木) 継承と変質-後期ラファエル前派の登場
第6回 2022/ 6/ 2(木) 耽美と装飾―唯美主義の台頭
第7回 2022/ 6/16(木) 美神と慟哭―恋に身を焦がす絶世の美女たち

備考

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は6月30日を予定しています。
◆具体的な絵画作品を映写しながら、解説していく入門講座ですので、美術の初心者の方でも、受講可能です。
◆ミレイやロセッティからウォーターハウスまで、幅広い作品によって「ラファエル前派主義」を解説しますが、事前の知識は必要ありません。
◆美術用語や専門的な術語については、その都度、解説するとともに、ハンドアウトをご用意いたします。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 平松 洋
肩書き 美術評論家、フリーキュレーター
プロフィール 1962年岡山生まれ。企業美術館学芸員として数多くの展覧会を手がける。その後フリーランスとなり、国際展や企画展のチーフ・キュレーターとして活躍。現在は、主に執筆活動を行い、美術書を刊行。『ラファエル前派の世界』『バーン=ジョーンズの世界』『名画 絶世の美女』『アトリビュート・シンボル図鑑』他、著作は50冊を超える。
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