大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・近代フランスにおけるバラの発展史を平易に解説。
・歴史、芸術、植物学など多方面から「バラの物語」を語る。
・毎回120点超の写真・図版と共に語る室内バラ鑑賞ツアー。

【講義概要】
「皇后ジョゼフィーヌ」「ナポレオンの帽子」「ラ・フランス」「黄金の太陽」などの名花は、19世紀のフランスで生まれました。本講座では、バラ革命による近代化、セレブ女性の名前に由来するバラ、オールドローズの華麗な世界、モダンローズに至る歩み、名栽培家列伝、黄色いバラを巡る人間模様などを概観し、最終回で至高の名花「ピース」とその生みの親メイアン家の人々を紹介して、フランスのバラ作り200年の系譜をたどります。

【各回の講義予定】
第1回 2022/ 4/11(月) 花の色と形と咲き方……バラの基礎知識
第2回 2022/ 4/18(月) ローズガーデンの貴婦人たち……フランスのセレブ女性のバラ
第3回 2022/ 4/25(月) オールドローズの華麗な世界……主要7系統と名栽培家列伝
第4回 2022/ 5/ 9(月) 「ラ・フランス」の誕生……モダンローズ第一号が生まれるまで
第5回 2022/ 5/16(月) リヨンの魔術師と黄色いバラ……ペルネ=デュシェの生涯と作品
第6回 2022/ 5/23(月) 至高のバラ「ピース」……名門メイアン家のファミリーヒストリー

【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講日は5月30日を予定しています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	田中 稔久
肩書き	翻訳家
プロフィール	1955年長野県生まれ。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業。主な訳書にヘイウッド『ケルト歴史地図』 、オルドハウス=グリーン『ケルト神話』、ハースト『超約ヨーロッパの歴史』、共訳書にスミソニアン協会編『地球博物学大図鑑』など。2018年より毎日文化センターで「ケルトの歴史と文化」の講座を担当。