大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・五世紀の「倭の五王」時代の王権について考える。

【講義概要】
本講座では、古代王権の歴史的諸段階に留意して、それらの経緯、背景、意義について学んでいきます。我が国の歴史は、『古事記』『日本書紀』に伝承として残されていますが、同時代資料として信頼できる中国の史書や金石文によればそうした伝承とは異なる流れが復元できます。今回は五世紀の「倭の五王」時代の王権について、府官制・人制・天下観・加耶や百済との外交、などについてわかりやすく解説します。


【各回の講義予定】
第1回 2021/ 8/25(水) 倭の五王と天下観
第2回 2021/ 8/25(水) ワカタケル大王の列島支配
第3回 2021/ 8/25(水) 倭系百済官僚と「任那日本府」
第4回 2021/ 8/25(水) 多元的外交と「任那日本府」-加耶・百済との交渉-
第5回 2021/ 8/25(水) 加耶の滅亡とヤマト王権-「任那の調」と「任那復興」-

【ご受講に際して】
◆この講座は
2020年度 冬期 「「倭の五王」の時代を考える」 (01/28～03/04 木曜日、全5回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	仁藤 敦史
肩書き	国立歴史民俗博物館教授
プロフィール	国立歴史民俗博物館研究部教授。博士(文学 早稲田大学)。専門は日本古代史(王権論、都城制成立過程の研究)。主な著書に、『古代王権と支配構造』(吉川弘文館)など。NHKの歴史番組『さかのぼり日本史』出演。集英社版「マンガ日本の歴史」監修担当。