講座詳細情報
申し込み締切日:2021-09-30 / 芸術・文化 / 学内講座コード:730414
音楽の危機 ― 「集まって聴く」ことの歴史と未来
- 開催日
- 10月 2日(土)~10月16日(土)
- 講座回数
- 2回
- 時間
- 13:00~16:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,880円
- 定員
- 90
- その他
- ビジター価格 13,662円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・「集まって音楽を聴く」営為の歴史とその文化史的意味を理解する
・「集まって聴く」以外の音楽体験の可能性を考える
・ライブ音楽と録音音楽の決定的違いを理解する
【講義概要】
コロナ禍により赤裸々になったのは「集まる」という営為がいかに深く人間存在に結びついているかということであった。コンサート/ライブもまた、例えば一緒に酒を飲む、一緒にスポーツ観戦をするといった「集い」の営為の一つであり、音楽とは「ただ音楽を聴ければいい」というものではないことを痛感した人も多いだろう。本講座ではコンサートというものが、万博やオリンピック等と並び、「近代」が産みだした制度の一つであったことを理解し、同時にコンサート以外の音楽を聴く形式の可能性について考える
【各回の講義予定】
第1回 2021/10/ 2(土) コンサートと「みんなで市民になる夢」?―?音楽とオリンピックとシンクロ・システムと
第2回 2021/10/16(土) コンサート以外の音楽の聴き方の可能性を考える
・「集まって音楽を聴く」営為の歴史とその文化史的意味を理解する
・「集まって聴く」以外の音楽体験の可能性を考える
・ライブ音楽と録音音楽の決定的違いを理解する
【講義概要】
コロナ禍により赤裸々になったのは「集まる」という営為がいかに深く人間存在に結びついているかということであった。コンサート/ライブもまた、例えば一緒に酒を飲む、一緒にスポーツ観戦をするといった「集い」の営為の一つであり、音楽とは「ただ音楽を聴ければいい」というものではないことを痛感した人も多いだろう。本講座ではコンサートというものが、万博やオリンピック等と並び、「近代」が産みだした制度の一つであったことを理解し、同時にコンサート以外の音楽を聴く形式の可能性について考える
【各回の講義予定】
第1回 2021/10/ 2(土) コンサートと「みんなで市民になる夢」?―?音楽とオリンピックとシンクロ・システムと
第2回 2021/10/16(土) コンサート以外の音楽の聴き方の可能性を考える
備考
【ご受講に際して】
◆休講が発生した場合の補講は、10月30日(土)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
※途中30分間の休憩をはさみます。
◆休講が発生した場合の補講は、10月30日(土)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
※途中30分間の休憩をはさみます。
講師陣
名前 | 岡田 暁生 |
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肩書き | 京都大学教授 |
プロフィール | 1960年、京都府生まれ。音楽学者、京都大学人文科学研究所教授。大阪大学大学院博士課程単位取得満期退学、1991年までミュンヘン大学およびフライブルク大学に留学。2001年に『オペラの運命』でサントリー学芸賞受賞、2009年に『ピアニストになりたい!』で芸術選奨新人賞、『音楽の聴き方』で吉田秀和賞受賞。十九世紀のオペラおよびピアノ音楽の研究から出発し、近年ではジャズ史とも取り組んでいる。近刊に『モーツァルト』(ちくまプリマ―新書)およびコロナ時代の音楽を論じた『音楽の危機』(中公新書)が話題を呼んだ。 |