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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-09-25 / 世界史 / 学内講座コード:130398

東アジアの歴史と現在―近代の淵源に遡って考える

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
9月27日(月)~11月29日(月)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,760円
定員
30
その他
ビジター価格 27,324円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・東アジア諸国・地域の現状を概説し、それを踏まえた上で、歴史的に遡って、いわゆる東アジア文化圏の共通性や普遍性、逆に国や地域による個別性や特殊性について、比較の視点をも加味しながら、総合的・包括的に考察を加える。
・近代以降の歴史的展開の中で、特に日中間を中心とする交流と衝突の諸相を正しく理解した上で、そうした歴史的推移を踏まえて、あるべき歴史認識を模索するとともに、状況論的にも正確な理解を得ることを求める。
・東アジアにおける近現代の状況を正確に理解するためにも、歴史的な淵源に遡って考察を行い、取り分け、伝統中国の政治社会の特質や構造について、日本や韓国・朝鮮、西欧などとの比較の視点も加味しながら、概説する。

【講義概要】
現在、東アジア地域は、日本の高度経済成長に次いで、韓国・台湾など、いわゆるNIES諸地域の経済発展、その後の中国の経済発展や政治大国化などとも相俟って、国際的に見ても、最も重要な地域圏の一つとなるに至っている。しかるに、今日、北朝鮮問題は言うに及ばず、日中・日韓関係においても、さまざまな分野での相互依存の深まりとともに、新たな亀裂も兆しているように見受けられる。なかでも、中国は、歴史的に見ても、日本との深く、特別な繋がりを有している上に、同時代的にも、さまざまな局面において、世界の動向を左右する存在として、その台頭には、著しいものがある。本講義では、現在の東アジア情勢や近現代の中国を理解するためにも、その淵源に遡って、歴史的な経緯を踏まえながら、取り分け、伝統中国の政治社会の特質や構造について、日本や韓国・朝鮮、西欧などとの比較の視点も加味しながら、考察を加えたい。

【各回の講義予定】
第1回 2021/ 9/27(月) 「中国」とは何か?―「中国」概念、「中国史」像の再検討/歴史的世界としての「東アジア文化圏」
第2回 2021/10/ 4(月) 「東アジア」諸国・地域の現状と課題
第3回 2021/10/18(月) 異文化理解と国際交流をめぐる諸問題
第4回 2021/10/25(月) 中国史の時代区分と東アジアの「近世」
第5回 2021/11/ 8(月) 朱子学と陽明学
第6回 2021/11/15(月) 東アジアの「近世」―― 中国と日本、思想と社会の異同を中心に
第7回 2021/11/22(月) 明清時代の状況―― 中国の「近代」を考える
第8回 2021/11/29(月) 東アジア・前近代のグローバリゼーション―― 韓国・朝鮮(朝鮮王朝時代)と日本(江戸・徳川時代)の事例から

備考

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 伊東 貴之
肩書き 国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学教授
プロフィール 国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学教授、博士(文学)。専門は中国近世思想史・東アジア比較文化交渉史。著書『思想としての中国近世』(東京大学出版会)、編著『「心身 / 身心」と環境の哲学―東アジアの伝統思想を媒介に考える』(汲古書院)、『治乱のヒストリア―華夷・正統・勢』(法政大学出版局)など。
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