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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-07-07 / 自然科学・環境 / 学内講座コード:320713

性の進化史 ― 性染色体と遺伝 ―

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月 9日(金)~ 8月27日(金)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
17,820円
定員
24
その他
ビジター価格 20,493円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・DNAと遺伝子、ゲノム、染色体、遺伝様式、そして性の存在意義について理解する。
・動物の性の決定様式とその多様性、性染色体の進化、染色体異常、性染色体が引き起こす不思議な生命現象について理解する。
・現代人にみられる精子の減少、退化し続けるヒトのY染色体と生殖補助医療の未来について考える。

【講義概要】
ヒトのY染色体は退化を続け、男性はいつか、この地球上から消えてしまうのだろうか? 地球に暮らす生物は、性染色体によって性を決めるだけでなく、温度などの環境によって雌雄の比率を変える生物もいれば、性のない生き物すらいる。そもそも、なぜ性は存在するのか? なぜヒトには雌雄同体がないのか? 性転換する生物の目的とは? 命を次世代に継いでいくために、驚くほど多様化させてきた生き物たちの「性」の進化史をたどりながら、併せて生殖補助医療と人類の未来についても考える。

【各回の講義予定】
第1回 2021/ 7/ 9(金) ヒトの遺伝子・染色体・ゲノムと遺伝の基礎
第2回 2021/ 7/16(金) 遺伝的多様性を生み出す減数分裂と性染色体の構造・機能
第3回 2021/ 7/30(金) X染色体の遺伝様式、X染色体が引き起こす不思議な生命現象と染色体異常
第4回 2021/ 8/ 6(金) 動物の性決定様式の多様性、新しい遺伝学の概念「エピジェネティクス」とその男女差
第5回 2021/ 8/20(金) 性染色体の起源とその進化、退化するヒトのY染色体
第6回 2021/ 8/27(金) Y染色体の退化、現代人の精子の減少、生殖補助医療、遺伝子操作技術と人類の未来

備考

【ご受講に際して】
◆担当講師が執筆した著書『性の進化史 ― いまヒトの染色体で何が起きているのか』(新潮社)の内容に沿って、遺伝と染色体、性について、様々なトピックスを交えながらわかりやすく説明します。講義資料は講義ごとに配布します。
◆休講が発生した場合、補講日は9月3日を予定しています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 松田 洋一
肩書き 名古屋大学名誉教授
プロフィール 三重県生まれ。放射線医学総合研究所、北海道大学、名古屋大学で長年にわたり染色体研究に従事。染色体異常、脊椎動物のゲノム・染色体進化、性染色体の起源と進化などの研究分野で多くの業績を持つ。最近の著書『性の進化史 ― いまヒトの染色体で何が起きているのか』(新潮選書)は2018年度毎日出版文化賞を受賞。
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