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講座詳細情報

申し込み締切日:2021-07-28 / 日本史 / 学内講座コード:320213

国籍、戸籍、日本人 ―「国民」と「血統」を問い直す

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月30日(金)~ 9月10日(金)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
14,850円
定員
24
その他
ビジター価格 17,077円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・「日本人」なる概念が国家によっていかに創り出されてきたかを理解する。
・戸籍と国籍の関係を通して、国家制度がもつ理念と実態の矛盾をとらえる。

【講義概要】
「日本人」とは何か? 自分が「日本国籍」であることをいかに証明するのか? こうした疑問は、戸籍とは何かという問題へと結びつく。日本に長く生き続ける戸籍制度であるが、日常においてその存在意義を考えることはない。だが、戸籍は単なる身分登録ではなく、「家」や「血統」を原理とする日本の「国民」観念を支え、出自やジェンダーをめぐる差別や序列を生んできた。とはいえ、実は「血統」や「民族」という概念も曖昧なものなのである。
 本講義では、戸籍と国籍がいかに絡み合いつつ、「日本人」を創出し、管理してきたのかという問題に焦点を当て、その過去と現在を再考するとともに、「日本人」なるものの行方を問う。

【各回の講義予定】
第1回 2021/ 7/30(金) 国籍とは何か ― 近代国家と「国民」の資格
第2回 2021/ 8/ 6(金) 戸籍とは何か ─「日本人」の証明?
第3回 2021/ 8/27(金) 日本国籍法のあゆみ ―「血統主義」というフィクション
第4回 2021/ 9/ 3(金) 植民地支配と「日本人」― 戸籍が左右する「国籍」と「民族」
第5回 2021/ 9/10(金) 多様化する「日本人」―国籍と戸籍のゆくえ

備考

【ご受講に際して】
◆2019年度夏講座と同内容の講座ですが、新たな内容も一部加えています。
◆休講が発生した場合の補講は、9月17日(金)を予定しております。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 遠藤 正敬
肩書き 早稲田大学講師
プロフィール 早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。博士(政治学)。現在、早稲田大学台湾研究所非常勤次席研究員。早稲田大学、宇都宮大学、大阪国際大学等で非常勤講師。主な著書に『戸籍と無戸籍―「日本人」の輪郭』(人文書院、2017年)、『戸籍と国籍の近現代史―民族・血統・日本人』(明石書店、2013年)など。
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