講座詳細情報
申し込み締切日:2021-07-14 / 日本史 / 学内講座コード:320201
『現代語訳魏志倭人伝』を読む
- 開催日
- 7月16日(金)~ 9月10日(金)
- 講座回数
- 7回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 20,790円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 23,908円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・中国の漢代から唐代までに作られた倭人伝・倭国伝6点および中国・韓国の関連金石文3点のうち、今回は『魏志倭人伝』を扱います。
・中国が残した史料そのものを読み、文字・記事の正確な理解の仕方と多様な解釈を学びます。
・中国が日本社会と日本人をどう見ていたか、日本人が中国人にどう見られていたかを学び取ります。
・倭人伝・倭国伝の記載は、日本国内のどれほどの歴史的事実を伝えているかを考えます。
【講義概要】
前近代の東アジア世界において、中国は圧倒的な存在感を持ってその中心に君臨していました。その中国の眼に映った古代の日本国家・日本人の姿を、倭人伝・倭国伝などを通じて読み取ります。日本が何を求め、どう行動し、いかに成長していったかを探ります。授業では、講師の著作『現代語訳魏志倭人伝』の記述・注釈にそって、用語の意味・社会背景などを丁寧に説明し、現在の問題点やこれからの課題などを指摘していきます。『現代語訳魏志倭人伝』には『漢書』『後漢書』『宋書』『隋書』『旧唐書』『新唐書』および「高句麗広開土王碑文」、近年発見されて話題となった「禰軍墓誌」「井真成墓誌」も収録されていますが、今回は『魏志倭人伝』を対象として読んでゆく予定です。
【各回の講義予定】
第1回 2021/ 7/16(金) 魏志倭人伝1:『魏志倭人伝』総論・「倭人は帯方の東南」から
第2回 2021/ 7/30(金) 魏志倭人伝2:『魏志倭人伝』「対馬国に至る」から
第3回 2021/ 8/ 6(金) 魏志倭人伝3:『魏志倭人伝』「男子は大小と無く」から
第4回 2021/ 8/20(金) 魏志倭人伝4:『魏志倭人伝』「兵は矛・楯・木弓」から
第5回 2021/ 8/27(金) 魏志倭人伝5:『魏志倭人伝』「真珠・青玉を出だす」から
第6回 2021/ 9/ 3(金) 魏志倭人伝6:『魏志倭人伝』「女王国自り以北には」から
第7回 2021/ 9/10(金) 魏志倭人伝7:『魏志倭人伝』「景初二年六月倭の女王」から
・中国の漢代から唐代までに作られた倭人伝・倭国伝6点および中国・韓国の関連金石文3点のうち、今回は『魏志倭人伝』を扱います。
・中国が残した史料そのものを読み、文字・記事の正確な理解の仕方と多様な解釈を学びます。
・中国が日本社会と日本人をどう見ていたか、日本人が中国人にどう見られていたかを学び取ります。
・倭人伝・倭国伝の記載は、日本国内のどれほどの歴史的事実を伝えているかを考えます。
【講義概要】
前近代の東アジア世界において、中国は圧倒的な存在感を持ってその中心に君臨していました。その中国の眼に映った古代の日本国家・日本人の姿を、倭人伝・倭国伝などを通じて読み取ります。日本が何を求め、どう行動し、いかに成長していったかを探ります。授業では、講師の著作『現代語訳魏志倭人伝』の記述・注釈にそって、用語の意味・社会背景などを丁寧に説明し、現在の問題点やこれからの課題などを指摘していきます。『現代語訳魏志倭人伝』には『漢書』『後漢書』『宋書』『隋書』『旧唐書』『新唐書』および「高句麗広開土王碑文」、近年発見されて話題となった「禰軍墓誌」「井真成墓誌」も収録されていますが、今回は『魏志倭人伝』を対象として読んでゆく予定です。
【各回の講義予定】
第1回 2021/ 7/16(金) 魏志倭人伝1:『魏志倭人伝』総論・「倭人は帯方の東南」から
第2回 2021/ 7/30(金) 魏志倭人伝2:『魏志倭人伝』「対馬国に至る」から
第3回 2021/ 8/ 6(金) 魏志倭人伝3:『魏志倭人伝』「男子は大小と無く」から
第4回 2021/ 8/20(金) 魏志倭人伝4:『魏志倭人伝』「兵は矛・楯・木弓」から
第5回 2021/ 8/27(金) 魏志倭人伝5:『魏志倭人伝』「真珠・青玉を出だす」から
第6回 2021/ 9/ 3(金) 魏志倭人伝6:『魏志倭人伝』「女王国自り以北には」から
第7回 2021/ 9/10(金) 魏志倭人伝7:『魏志倭人伝』「景初二年六月倭の女王」から
備考
【ご受講に際して】
◆2017年度八丁堀校秋講座と同趣旨・同内容の講座ですが、すこし時間を多めにとって、新たな内容も一部に加えて説明します。
◆講師著の『現代語訳魏志倭人伝』(KADOKAWA)を使用しますが、電子書籍しか販売されていないので、講師の手元にある原稿を印刷し、講座中に適宜配付します。
◆休講が発生した場合の補講は、9月17日(金)を予定しております。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆2017年度八丁堀校秋講座と同趣旨・同内容の講座ですが、すこし時間を多めにとって、新たな内容も一部に加えて説明します。
◆講師著の『現代語訳魏志倭人伝』(KADOKAWA)を使用しますが、電子書籍しか販売されていないので、講師の手元にある原稿を印刷し、講座中に適宜配付します。
◆休講が発生した場合の補講は、9月17日(金)を予定しております。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 松尾 光 |
---|---|
肩書き | 元早稲田大学講師、奈良県立万葉文化館名誉研究員 |
プロフィール | 1948年東京都生まれ。学習院大学大学院博士課程単位修了。博士(史学)。高岡市万葉歴史館主任研究員・姫路文学館学芸課長・万葉古代学研究所副所長など歴任。兼任で鶴見大学・中央大学・早稲田大学非常勤講師を務めた。日本古代史専攻。単著17冊。最近作は『闘乱の日本古代史』『飛鳥奈良時代史の研究』(花鳥社)。 |