講座詳細情報
申し込み締切日:2019-10-02 / 世界史 / 学内講座コード:230303
台湾の歴史と社会 諸帝国の周縁を生き抜く人々
- 開催日
- 10月 4日(金)~11月29日(金)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 23,760円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 27,324円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・台湾の歴史における支配国家の交代の歴史を理解する
・代わる支配国家毎の主な社会変化を理解する
・現代台湾の社会と国家の成り立ちの歴史的背景を理解する
【講義概要】
台湾は長く先住民族のみが住む島だったが、17世紀に本格的に歴史時代に入って以後、オランダ東インド会社、鄭氏勢力、清朝、日本、中華民国(アメリカの支持を背景とした)と、次々と支配国家が代わり、現代では政治的民主化を遂げ、今や中華人民共和国が統一圧力を強めている。台湾は「諸帝国の周縁」に位置づけられ、台湾の先住民族やその後の定住者達は、いわば「諸帝国の周縁を生き抜く」ことを強いられてきたのである。その姿に少しでも接近してみたい。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 4(金) イントロダクション
第2回 2019/10/11(金) 「大清の平和」と台湾
第3回 2019/10/18(金) 「大清の平和」の動揺と台湾
第4回 2019/10/25(金) 「議会政治無き小明治維新」
第5回 2019/11/ 8(金) 議会政治への夢--台湾議会設置請願運動
第6回 2019/11/15(金) 中華民国がやってきた
第7回 2019/11/22(金) 「中華民国台湾化」の起動、展開、挫折
第8回 2019/11/29(金) 諸帝国の周縁を生き抜く??「台湾原住民族」の登場
・台湾の歴史における支配国家の交代の歴史を理解する
・代わる支配国家毎の主な社会変化を理解する
・現代台湾の社会と国家の成り立ちの歴史的背景を理解する
【講義概要】
台湾は長く先住民族のみが住む島だったが、17世紀に本格的に歴史時代に入って以後、オランダ東インド会社、鄭氏勢力、清朝、日本、中華民国(アメリカの支持を背景とした)と、次々と支配国家が代わり、現代では政治的民主化を遂げ、今や中華人民共和国が統一圧力を強めている。台湾は「諸帝国の周縁」に位置づけられ、台湾の先住民族やその後の定住者達は、いわば「諸帝国の周縁を生き抜く」ことを強いられてきたのである。その姿に少しでも接近してみたい。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 4(金) イントロダクション
第2回 2019/10/11(金) 「大清の平和」と台湾
第3回 2019/10/18(金) 「大清の平和」の動揺と台湾
第4回 2019/10/25(金) 「議会政治無き小明治維新」
第5回 2019/11/ 8(金) 議会政治への夢--台湾議会設置請願運動
第6回 2019/11/15(金) 中華民国がやってきた
第7回 2019/11/22(金) 「中華民国台湾化」の起動、展開、挫折
第8回 2019/11/29(金) 諸帝国の周縁を生き抜く??「台湾原住民族」の登場
備考
【テキスト・参考図書】
参考図書
『増補版 図説台湾の歴史』(平凡社)(ISBN:978-4582411096)
『台湾史小事典 第三版』(中国書店)(ISBN:978-4903316529)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
参考図書
『増補版 図説台湾の歴史』(平凡社)(ISBN:978-4582411096)
『台湾史小事典 第三版』(中国書店)(ISBN:978-4903316529)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 若林 正丈 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 長野県生まれ。博士(社会学、東京大学)。台湾研究、台湾政治史専攻。主な著書:『台湾の政治 中華民国台湾化の戦後史』(東京大学出版会、2008年)、『台湾抗日運動史研究 増補版』(研文出版、2001年)、『台湾 分裂国家と民主化』(東京大学出版会、1992年)など。 |