講座詳細情報
申し込み締切日:2019-09-29 / 日本史 / 学内講座コード:230223
江戸東京の風景学(寺町・庭園編)
- 開催日
- 10月 1日(火)~11月26日(火)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 26,895円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 30,459円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・江戸東京という視点(江戸との連続性から捉えた東京の特質・アイデンティティー)の理解
・江戸から東京における、風景の変化(新たな誕生や、消滅、保全継承など)の把握
・変化の主要な契機や変化のプロセスについて分析する
・今後の東京の風景がどのようにあるべきか展望する
【講義概要】
写真・絵画・地図・映像などの資料を用い、江戸東京が持つ多様性を浮き彫りにしてゆきます。土木的スケールのものから路地空間まで、また、風景の消滅や再生といった側面まで、これまで取り上げられることの少なかった事象に着目します。講義に続いて行われる巡見により、風景の中に身を置きながら、都市とそれを見つめる人々の意識、そしてその両者を大きく規定する時代背景について理解し、過去から現在・将来に亘る江戸東京の風景を考えてゆく手がかりにします。春の「眺望編」に続き秋は「寺町・庭園編」になります。目まぐるしく変わってゆく東京の中で、安定した状態を保っている場所を巡り、歴史的な景観が継承されていることの価値を実感します。今季の巡見は4回です。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 1(火) 江戸東京の寺院移転と寺町形成
第2回 2019/10/ 8(火) 巡見 郊外の寺町烏山を歩く
第3回 2019/10/15(火) 明治期の大名庭園とその変遷
第4回 2019/10/29(火) 巡見 六義園を歩く
第5回 2019/11/ 5(火) 山の手の土地利用と寺院境内地
第6回 2019/11/12(火) 巡見 山の手の寺町三田を歩く
第7回 2019/11/19(火) 東京都心部の境内地と特設墓地
第8回 2019/11/26(火) 巡見 都内最大規模の寺町谷中を歩く
・江戸東京という視点(江戸との連続性から捉えた東京の特質・アイデンティティー)の理解
・江戸から東京における、風景の変化(新たな誕生や、消滅、保全継承など)の把握
・変化の主要な契機や変化のプロセスについて分析する
・今後の東京の風景がどのようにあるべきか展望する
【講義概要】
写真・絵画・地図・映像などの資料を用い、江戸東京が持つ多様性を浮き彫りにしてゆきます。土木的スケールのものから路地空間まで、また、風景の消滅や再生といった側面まで、これまで取り上げられることの少なかった事象に着目します。講義に続いて行われる巡見により、風景の中に身を置きながら、都市とそれを見つめる人々の意識、そしてその両者を大きく規定する時代背景について理解し、過去から現在・将来に亘る江戸東京の風景を考えてゆく手がかりにします。春の「眺望編」に続き秋は「寺町・庭園編」になります。目まぐるしく変わってゆく東京の中で、安定した状態を保っている場所を巡り、歴史的な景観が継承されていることの価値を実感します。今季の巡見は4回です。
【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 1(火) 江戸東京の寺院移転と寺町形成
第2回 2019/10/ 8(火) 巡見 郊外の寺町烏山を歩く
第3回 2019/10/15(火) 明治期の大名庭園とその変遷
第4回 2019/10/29(火) 巡見 六義園を歩く
第5回 2019/11/ 5(火) 山の手の土地利用と寺院境内地
第6回 2019/11/12(火) 巡見 山の手の寺町三田を歩く
第7回 2019/11/19(火) 東京都心部の境内地と特設墓地
第8回 2019/11/26(火) 巡見 都内最大規模の寺町谷中を歩く
備考
【ご受講に際して】
◆まちなか巡見は現地集合・現地解散です。移動に時間がかかりますので、お申込みの際は、前後に時間の余裕をお持ち下さい。交通費・入場料等の費用は別途実費ご負担となります。
◆まちなか巡見は、4km程度歩きます。
◆都合により内容を変更する場合があります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆まちなか巡見は現地集合・現地解散です。移動に時間がかかりますので、お申込みの際は、前後に時間の余裕をお持ち下さい。交通費・入場料等の費用は別途実費ご負担となります。
◆まちなか巡見は、4km程度歩きます。
◆都合により内容を変更する場合があります。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 千葉 一輝 |
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肩書き | ものつくり大学講師、元早稲田大学講師 |
プロフィール | 1950年東京生まれ。慶應大学法学部卒。早稲田大学大学院理工学研究科修了。工学博士(早稲田大学)。専攻は都市景観。台東区・新宿区・足立区等の景観アドバイザー。論文に「近代以降における東京の寺院集積地区に関する研究」「江戸・東京における眺望の変容に関する研究」などがある。富士見坂眺望研究会代表。 |
名前 | 赤坂 信 |
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肩書き | 千葉大学名誉教授 |
プロフィール | 千葉大学大学院を経て西ドイツ(当時)政府給費留学生としてハノーバー大学に留学。1981年より千葉大学助手として園芸学部に勤務し、2016年教授として退職。現在、千葉大学名誉教授。専門は造園学、風景計画論、都市緑地史。『ドイツ国土美化の研究』で京都大学から農学博士の学位を受ける。世界遺産委員会の諮問委員会イコモス(ICOMOS)国際会議で眺望の再生と復活をめざすVista Heritage(眺望遺産)の提言。日本イコモス会員(監事)。 |
名前 | 松本 泰生 |
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肩書き | 尚美学園大学講師、元早稲田大学客員講師 |
プロフィール | 1966年静岡県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。博士(工学)。都市景観・都市形成史研究を行う傍ら、90年代からの東京の階段を訪ね歩く。著書として『東京の階段』(日本文芸社)、『凹凸を楽しむ 東京坂道図鑑』(洋泉社)、『新宿学』(共著)(紀伊國屋書店)がある。 |