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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-10-01 / 日本史 / 学内講座コード:130201

日本の古代

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 3日(木)~12月 5日(木)
講座回数
10回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,700円
定員
50
その他
ビジター価格 34,155円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
時代のなかで、何かの事件や変化が起きる。それは、大きな裾野をもった事柄のごく一部が噴き出した現象であることが多い。そこで周辺の古代史概説を交えながら、古代の政治・経済・文化のトピックス的な出来事の表裏を明らかにしてみよう。

【講義概要】
6世紀中葉に伝えられた仏教は、一度はなぜ受け入れを拒まれ、また一転して受け入れられたのか。
律令国家は鑑真になにを期待し、それなのになぜ彼の伝えた戒律は守られなかったのか。
学界に吹き荒れた大化改新はなかったという説は、いまどうなっているのか。
国風文化はほんとうに国風といえるのか。
日本や周辺諸国では、中国文化はどう受容されるものだったのか。
平将門の乱はどうして失敗したのか…などなど、奈良時代での4話、平安時代での6話を通じて、古代びとが直面していた社会の実相を明らかにしていく「日本の古代」の後篇10話。

【各回の講義予定】
第1回 2019/10/ 3(木) 藤原仲麻呂は、なぜ出世できたのか ―貴族と役人の昇進制度―
第2回 2019/10/10(木) 光明皇太后と孝謙女帝は、皇位をどう継承させていくつもりだったのか
第3回 2019/10/17(木) 遣唐使は、中国皇帝に国書を奉呈できたのか ―対等外交とはいってみたけれど―
第4回 2019/10/24(木) 鑑真のもたらした戒律は、日本でなぜ尊ばれなかったのか ―無戒の国への回帰―
第5回 2019/10/31(木) 蝦夷「征伐」でいいのか30年戦争なのか ―乱・役・変―
第6回 2019/11/ 7(木) 冬嗣はなぜ摂関家の祖といわれているのか ―薬子の変と承和の変―
第7回 2019/11/14(木) 荘園はどうして潰れ、どうして復活したのか ―請負制社会への転換―
第8回 2019/11/21(木) 「国風」文化なんて、ほんとうにあったのか ―飛鳥・天平から国風へ―
第9回 2019/11/28(木) 平将門はなぜ国家樹立の試みに失敗したのか ―武士団の成長とその限界―
第10回 2019/12/ 5(木) 平氏政権と鎌倉政権は何がどう違うのか ―時代の区切りの妥当性―

備考

【ご受講に際して】
◆本講座は2019年春学期の続編です。2018年度秋学期の同名講座とおおむね同じ内容です。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『古代史の思い込みに挑む』(笠間書院)(ISBN:978-4305708670)
『古代史の謎を攻略する[古代・飛鳥時代篇]』(笠間書院)(ISBN:978-4305704924)
『古代史の謎を攻略する[奈良時代篇]』(笠間書院)(ISBN:978-4305704931)
『日本史の謎を攻略する』(笠間書院)(ISBN:978-4305707208)
『思い込みの日本史に挑む』(笠間書院)(ISBN:978-4305707796)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 松尾 光
肩書き エクステンションセンター講師
プロフィール 1948年東京都生まれ。学習院大学大学院博士課程単位修了。博士(史学)。高岡市万葉歴史館主任研究員・姫路文学館学芸課長・万葉古代学研究所副所長など歴任。兼任で鶴見大学・中央大学・早稲田大学非常勤講師を務めた。日本古代史専攻。単著16冊、編著11冊。最近作は『古代史の思い込みに挑む』(笠間書院)。
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