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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-07-24 / 自然科学・環境 / 学内講座コード:320711

やっぱり、深海生物がおもしろい! 本当のユニークさと人の影響

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月26日(金)~ 8月23日(金)
講座回数
4回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
11,664円
定員
24
その他
ビジター価格 13,413円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
深海生物のユニークな姿形は、多くの人が知っている。しかし、本当の深海生物のユニークさは、深海という極限環境への適応にある。また、人知れず深海生物へ人類による影響もせまりつつある。本講座では、日々深海生物を研究している研究者が、深海生物の多様性や生態を講述しながら、人と深海生物との関わりについて一緒に考える。

【講義概要】
本講座は、深海で生物が生きるための工夫や多様な生物の存在、そして人類が深海へ及ぼしつつある影響について理解することを目的とする。そのために、「しんかい6500」などを使った深海生物研究のやり方、深海生態系の特徴、深海にもいる真菌類(カビやキノコの仲間)の多様性、動物と微生物の共生や進化について述べる。また、深海生態系の頂点にいる生物の重要性や懸念されるプラスチック汚染についてもふれ、深海の利用と保全のバランスを考える。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 7/26(金) 深海生物研究、そしてプラスチック問題
第2回 2019/ 8/ 2(金) 深海1000メートルのオアシス
第3回 2019/ 8/ 9(金) 深海にもいるの?!カビやキノコの仲間
第4回 2019/ 8/23(金) 深海のトップ・プレデターにせまる

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『潜水調査船が観た深海生物(第2版)』(東海大学出版会)(ISBN:978-4486019671)
『深海――極限の世界 生命と地球の謎に迫る』(講談社ブルーバックス)(ISBN:978-4065160428)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 藤倉 克則
肩書き 国立研究開発法人海洋研究開発機構上席研究員
プロフィール 1964年栃木県生まれ。東京水産大学(現東京海洋大学)大学院修士課程修了。学術博士(水産学)。専門分野は深海生物生態学。主な著書に『潜水調査船が観た深海生物―深海生物研究の現在』(共著、東海大学出版会)、監修に『深海のフシギな生きもの』(幻冬舎)などがある。
名前 生田 哲朗
肩書き 国立研究開発法人海洋研究開発機構技術研究員
プロフィール 筑波大学第一学群人文学類卒業後、遺跡調査員など紆余曲折を経て首都大学理学研究科にて理学博士取得。沖縄科学技術大学院大学等で動物の形態形成機構と進化について研究を進めて来たが、2012年から海洋研究開発機構にて深海性二枚貝の共生について研究を開始。特に共生細菌の伝搬機構の解明に取り組んでいる。
名前 長野 由梨子
肩書き 国立研究開発法人海洋研究開発機構研究員
プロフィール 神奈川県生まれ。学術博士(医学、Queen’s University, Belfast, School of Medicine and Dentistry)。イギリス北アイルランドの大学院で肺に感染する病原菌の研究に携わった後2008年よりJAMSTECにて深海に生息する真菌の研究に取り組んでいる。
名前 河戸 勝
肩書き 国立研究開発法人海洋研究開発機構技術主任
プロフィール 明治大学農学研究科(修士課程)から海洋科学技術センター(現海洋研究開発機構)に入所し、海の世界へ。現在の専門は海洋生物学、分子生物学。2014年より深海域の頂点捕食者(トップ・プレデター)に関する研究に従事。洋上での乗船調査からラボでの深海魚の解剖、遺伝子解析まで広範に活動している。
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