講座詳細情報
申し込み締切日:2019-07-07 / 文学 / 学内講座コード:220101
和歌と伝統文化 藤原定家最晩年の思い
- 開催日
- 7月 9日(火)~ 7月30日(火)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,664円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 13,413円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・くずし字、変体仮名を読解する力を身につける。
・和歌を正しく解釈する力を身につける。
・和歌を軸に、日本文化に対する理解を深める。
【講義概要】
今回の講義では、春学期に引き続いて、藤原定家(1162~1241)が最晩年にいたり、その最後に詠んだ作品とされる『名号七字十題和歌』を精読します。76歳の定家が、自身の終焉を強く意識しながら、人生を総括した作品と考えられます。「なもあみだぶつ(南無阿弥陀仏)」という弥陀の名号を歌頭に置いた七首の和歌を、十のテーマについて詠み重ねるという、和歌による「十念」を行なった作品といえるのですが、新古今時代を代表し、常に並び称されてきた藤原家隆の死を契機として、発意されたものというのが講師の見解です。そのような作品としてどう読めるか、唯一の伝本である冷泉為満筆本の影印により、解読していきます。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 7/ 9(火) 名号七字十題和歌概説 付:くずし字・変体仮名の読み方
第2回 2019/ 7/16(火) 名号七字十題和歌を読む(1)
第3回 2019/ 7/23(火) 名号七字十題和歌を読む(2)
第4回 2019/ 7/30(火) 名号七字十題和歌を読む(3)
・くずし字、変体仮名を読解する力を身につける。
・和歌を正しく解釈する力を身につける。
・和歌を軸に、日本文化に対する理解を深める。
【講義概要】
今回の講義では、春学期に引き続いて、藤原定家(1162~1241)が最晩年にいたり、その最後に詠んだ作品とされる『名号七字十題和歌』を精読します。76歳の定家が、自身の終焉を強く意識しながら、人生を総括した作品と考えられます。「なもあみだぶつ(南無阿弥陀仏)」という弥陀の名号を歌頭に置いた七首の和歌を、十のテーマについて詠み重ねるという、和歌による「十念」を行なった作品といえるのですが、新古今時代を代表し、常に並び称されてきた藤原家隆の死を契機として、発意されたものというのが講師の見解です。そのような作品としてどう読めるか、唯一の伝本である冷泉為満筆本の影印により、解読していきます。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 7/ 9(火) 名号七字十題和歌概説 付:くずし字・変体仮名の読み方
第2回 2019/ 7/16(火) 名号七字十題和歌を読む(1)
第3回 2019/ 7/23(火) 名号七字十題和歌を読む(2)
第4回 2019/ 7/30(火) 名号七字十題和歌を読む(3)
備考
【ご受講に際して】
◆教室ではくずし字・変体仮名の資料を実際に読んでいきますが、全く初心の方でも必ずすぐ読めるようになりますので、心配は要りません。
◆春学期の内容から接続しますが、本学期から参加されても、理解ができるように説明をいたします。
◆教材はすべてプリントで配付します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
◆教室ではくずし字・変体仮名の資料を実際に読んでいきますが、全く初心の方でも必ずすぐ読めるようになりますので、心配は要りません。
◆春学期の内容から接続しますが、本学期から参加されても、理解ができるように説明をいたします。
◆教材はすべてプリントで配付します。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 兼築 信行 |
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肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期中退。早稲田大学高等学院教諭、文学部専任講師、助教授を経て現職。専門は日本古典文学、和歌文学、文献学。著書に『一週間で読めるくずし字古今集・新古今集』、『同伊勢物語』(淡交社)、『聞いて楽しむ百人一首』(創元社)などがある。 |