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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-05-07 / 世界史 / 学内講座コード:310301

アメリカ・ヨーロッパの映画を読む 欧米の巨匠が描く〈日常への帰還〉

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
5月9日(木)~6月20日(木)
講座回数
7回
時間
10:30~12:00
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
20,412円
定員
24
その他
ビジター価格 23,473円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・アメリカ・ヨーロッパ映画を素材に、映像・作品の意味を主体的に読み取り、作品と能動的にかかわる楽しみを味わう。
・アメリカ・ヨーロッパ映画を通して、欧米の社会・文化・歴史の一端に触れる。
・英語作品の場合は、時間の許す範囲で、ポイントとなるセリフが字幕でどう訳されているかについても味わい楽しむ。

【講義概要】
今回取り上げる作品はすべて〈非日常〉から〈日常〉に帰還した者の物語です。妄執という、誰しもが心のなかに宿す衝動によって〈非日常〉の世界に迷い込んでしまった者、戦争という大きな外部の力によって暴力的な〈非日常〉に巻き込まれた者の「行きて帰りし物語」です。いずれの物語も勇者の帰還ではなく、〈非日常〉の世界で心に傷を負った者の苦く、痛ましい帰還です。ジョン・フォード、ベルナルト・ベルトリッチ、ウィリアム・ワイラー、フランソワ・オゾン、クリント・イーストウッド、アンリ・コルピ ―― 英米伊仏の巨匠がそれぞれの視点からこの問題に正面から取り組んでいます。
これまでは講義で取り上げる対象をアメリカ映画に絞っていましたが、今回から、アメリカ映画を中心にしながらヨーロッパ映画も含めることにしました。その第一回として、三本のアメリカ映画と三本のヨーロッパ映画を選びました。アメリカとヨーロッパの映画づくりの違いも視野に入れて作品を「読む」ことにしたいと思います。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 5/ 9(木) ジョン・フォード監督『捜索者』
第2回 2019/ 5/16(木) ベルナルト・ベルトリッチ監督『シェルタリング・スカイ』
第3回 2019/ 5/23(木) ウィリアム・ワイラー監督『我等の生涯の最良の年』
第4回 2019/ 5/30(木) フランソワ・オゾン監督『婚約者の友人』
第5回 2019/ 6/ 6(木) クリント・イーストウッド監督『ホワイトハンター ブラックハート』
第6回 2019/ 6/13(木) アンリ・コルピ監督『かくも長き不在』
第7回 2019/ 6/20(木) 授業全体の総括

備考

【ご受講に際して】
◆上記の映画を扱いますので、見ていない作品は、もし可能であれば事前に見ておいていただけると、講義をより理解できると思います。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 寺地 五一
肩書き 東京経済大学元教員
プロフィール 1943年生まれ。東京外国語大学卒業後、同大学院修士課程修了。著書に『アメリカ一日一言』、訳書に『ノーム』、『去年を待ちながら』、『ウッドストック--1969年・夏の真実』、『マーシャン・インカ』、『ジョン・F・ケネディはなぜ死んだのか--語り得ないものとの闘い』、雑誌連載「私たちはなぜ先住民族について考えなければいけないか」など。長年国際交流ボランティアを続ける。
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