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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-14 / 日本史 / 学内講座コード:310205

承久の乱を考える 朝廷支配の敗北と真の武士政権の誕生

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月16日(火)~4日(火)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
17,496円
定員
100
その他
ビジター価格 20,120円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・700年つづいた武士政権の本質を探る。
・院政(上皇による政治)と朝廷の本質を探る。
・軍事力とはどういうものかを考える。

【講義概要】
1221年、後鳥羽上皇は武士たちに「北条義時を討て」という命令を下しました。ところが関東の武士たちは北条氏のもとに結束し、錦の御旗を掲げた「官軍」である朝廷軍を撃ち破りました。後鳥羽上皇は隠岐島に流され、鎌倉幕府はますますの隆盛を示します。この戦いを分析しながら、歴史的な位置づけを考えていきましょう。
問題は多岐にわたりますが、そのいくつかを列挙してみましょう
(1)「北条義時を討て」という命令は、鎌倉武士たちにとって「鎌倉幕府を滅ぼせ」というに等しいものでした。それはなぜなのか。
(2)明治維新の戦いにおいては、錦の御旗を掲げた「官軍」は賊軍を完膚なきまでに打ち破りました。ところが承久の乱では、賊軍が勝利しているのです。これはなぜか。
(3)乱において幕府軍は19万人、などという史料もありますが、これはとても実数とは考えられません。では、実際の戦いとはどういうものだったのでしょう。残された史料から復元してみましょう。
(4)乱の勝利者である武家政権と敗者である朝廷と。両者は乱の後にどのような関係を築くのでしょうか。その具体的な姿を復元してみましょう。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/16(火) 「梶原景時と比企能員の失脚」
第2回 2019/ 5/ 7(火) 「畠山重忠と北条時政の失脚」
第3回 2019/ 5/14(火) 「源氏一門の平賀氏」
第4回 2019/ 5/21(火) 「院政と後鳥羽上皇」
第5回 2019/ 5/28(火) 「戦いの様子」
第6回 2019/ 6/ 4(火) 「戦後処理」

備考

【ご受講に際して】
◆予習は必要ありません。気楽にお聞きください。質問は大歓迎です。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 本郷 和人
肩書き 東京大学教授
プロフィール 1960年東京都生まれ。東京大学文学部・同大学院で日本中世史を学ぶ。専攻は中世政治史と古文書学。東京大学史料編纂所の助手・助教授を経て、現在同教授。著書に『名将の言葉: 乱世を生き抜く101の奥義』(新潮文庫)、『天皇はなぜ万世一系なのか』『日本史のツボ』(文春新書)など多数。2012年のNHK大河ドラマ「平清盛」で時代考証を担当。
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