大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・戦国時代の関東平野ではいかなる政治的展開があったかを学びます。
・武将や城館など基本的な名称を把握し、関東の政治史および社会の変遷を理解することをめざします。

【講義概要】
戦国大名北条氏が関東平野に勢力を広げていく過程を、編年的かつ段階的に解説するとともに、当時の社会情勢を考えます。また北条領国内の戦国城館の構造や機能も考えます。主に関東および伊豆国の歴史を扱います。また現地見学も取入れ、体験的に戦国時代を理解する回も設けます。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/26(金) 北条家と京都
第2回 2019/ 5/10(金) 滝山城の見学
第3回 2019/ 5/24(金) 領国境の緊張と城館 ～武・上国境～
第4回 2019/ 6/ 7(金) 下総国関宿城の陥落
第5回 2019/ 6/21(金) 関東平野中央部の交通
第6回 2019/ 7/ 5(金) 韮山城の構造と変遷

【ご受講に際して】
◆講師都合により4/12は休講となりました。補講は7/5に行います。
◆第2回講義(5/10)にて、東京都八王子市の滝山城への実地研修を予定しています(詳細は講義中にお知らせいたします)。移動に時間がかかりますので、お申込みの際は、前後に時間の余裕をお持ち下さい。
◆実地研修は現地集合、現地解散となります(交通費別途負担)。
◆天候などの都合により、カリキュラムの順序を変更する場合があります。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	齋藤 慎一
肩書き	東京都江戸東京博物館学芸員
プロフィール	明治大学大学院文学研究科博士後期課程(中退)、史学博士。吉川弘文館『中世東国の領域と城館』・歴史文化ライブラリー『中世武士の城』・『日本城郭史』、東京大学出版会『中世東国の道と城館』、講談社現代新書『中世を道から考える』、高志書院『歴史家の城歩き』など、中世東国社会をさまざま事象から考える