大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・19世紀前半の作曲家ロッシーニのオペラをたどる。
・これまで注目されなかった作品にも光をあてる。
・映像資料によって紹介する。

【講義概要】
19世紀前半のオペラ作曲家ロッシーニのオペラは、数年前から再評価がなされ、現在では生地ペーザロで毎年ロッシーニ音楽祭が開かれて、さまざまな作品が上演され続けている。2016年の春から始めたロッシーニのオペラを紹介するこの講座では、昨年の秋学期にイタリア時代の最後の3つのオペラをとりあげ、ロッシーニがパリに新しい活動の拠点を移すまでを紹介したが、この春学期では、そのパリでの新しいイタリア語のオペラ≪ランスへの旅≫と、フランス語のオペラ≪モイーズとファラオン≫、≪オリ伯爵≫、そして最後のオペラとなったフランス語の大作≪ギヨーム・テル≫を紹介する。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/10(水) ≪ランスへの旅≫(1)
第2回 2019/ 4/17(水) ≪ランスへの旅≫(2)
第3回 2019/ 4/24(水) ≪モイーズとファラオン≫(1)
第4回 2019/ 5/ 8(水) ≪モイーズとファラオン≫(2)
第5回 2019/ 5/15(水) ≪モイーズとファラオン≫(3)と《オリ伯爵》(1)
第6回 2019/ 5/22(水) ≪オリ伯爵≫(2)
第7回 2019/ 5/29(水) ≪オリ伯爵≫(3)
第8回 2019/ 6/ 5(水) ≪ギヨーム・テル≫(1)
第9回 2019/ 6/12(水) ≪ギヨーム・テル≫(2)
第10回 2019/ 6/19(水) ≪ギヨーム・テル≫(3)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	今谷 和徳
肩書き	音楽史家
プロフィール	1945年生まれ。早稲田大学第一法学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程(西洋史専攻)単位取得満期退学。専門は西洋音楽史(ルネサンス音楽)。著書に『新版 中世・ルネサンスの社会と音楽』(音楽之友社)、『ルネサンスの音楽家たち(I・II)』(東京書籍)など、共著に『フランス音楽史』(春秋社)などがある。