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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-04-10 / 日本史 / 学内講座コード:110218

『秀吉事記』を読む

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
4月12日(金)~6月21日(金)
講座回数
10回
時間
10:40~12:10
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
50
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・歴史小説や大河ドラマなどで作り上げられたステレオタイプの豊臣(羽柴)秀吉のイメージをぬぐい去ること
・戦国時代の史料解読に親しみ、それをもとに等身大の豊臣(羽柴)秀吉像を描くこと

【講義概要】
豊臣(羽柴)秀吉の御用学者であった大村由己の『秀吉事記』(別名『天正記』)をテキストに、織田信長の一武将から天下統一をはたした秀吉の出世街道を再考します。下剋上を体現した人物として、秀吉は庶民の人気を集め、江戸幕府の弾圧にも関わらず、多くの物語が生まれました。そこから生まれた秀吉のイメージは、歴史的事実にもとづくものとフィクションとが混在しています。本講座では、『秀吉事記』の他にも良質な史料を利用しつつ、みなさんと一緒に豊臣(羽柴)秀吉の実像に迫ってみたいと思います。
今学期は天正12年(1584)の紀伊国根来・雑賀攻めに関する『紀州御発向記(紀州御発向之事)』を講読します。根来・雑賀は自立的傾向が強く、織田信長も手を焼きました。太田城水攻めや原刀狩令が出されるなど重要テーマですので、古文書・古記録を織り交ぜて検討していきます。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 4/12(金) 豊臣(羽柴)秀吉と大村由己について、秀吉事記の諸本について
第2回 2019/ 4/19(金) 紀州御発向記第1段(その1)
第3回 2019/ 4/26(金) 紀州御発向記第1段(その2)
第4回 2019/ 5/10(金) 紀州御発向記第2段(その1)
第5回 2019/ 5/17(金) 紀州御発向記第2段(その2)
第6回 2019/ 5/24(金) 紀州御発向記第2段(その3)
第7回 2019/ 5/31(金) 紀州御発向記第3段(その1)
第8回 2019/ 6/ 7(金) 紀州御発向記第3段(その2)
第9回 2019/ 6/14(金) 紀州御発向記第3段(その3)
第10回 2019/ 6/21(金) 紀州御発向記まとめ

備考

【ご受講に際して】
◆授業で配付したプリントは、毎回ご持参下さい。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『日本中世の歴史7・天下統一から鎖国へ』(吉川弘文館)(ISBN:978-4-642-06407-1)第3刷 堀新著
『秀吉の虚像と実像』(笠間書院)(ISBN:978-4-305-70814-4)第1版堀新・井上泰至編

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 堀 新
肩書き 共立女子大学教授
プロフィール 1961年岡山県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)。専門分野は日本中世・近世史。著書に『織豊期王権論』(校倉書房)、『天下統一から鎖国へ』(吉川弘文館)、『信長公記を読む』(吉川弘文館)、『秀吉の虚像と実像』(笠間書院)などがある。
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