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講座詳細情報

申し込み締切日:2019-02-05 / 芸術・文化 / 学内講座コード:340418

日本ヘラルド映画の仕事 伝説の宣伝術と宣材デザイン

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
2019年2月 7日(木)~2019年2月28日(木)
講座回数
4回
時間
19:00~20:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
11,664円
定員
24
その他
ビジター価格 13,413円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・高度経済成長期に受容された外国映画文化の実相を知る。
・感性に訴えるクリエイティビティ(切り口の提示・邦題・ポスターデザイン)の具体例を検証する。
・新たな事にチャレンジし、流行(ブーム)を生み出していったヘラルド映画の実例を確認する。
・輸入・配給・宣伝から、映画の製作へと歩を進めたヘラルドの経営方針を考える。

【講義概要】
戦後のある時期まで、外国映画とは単なる娯楽以上に、外国の文化を知るための窓であり扉であった。洋画配給会社の仕事とは目利きとしてこれはと思う作品を買い付け、その作品の中から切り口を見つけてそれを言語化(邦題・キャッチコピー)・視覚化(ポスターデザイン)し、流行を創り出していくクリエイティブなものだった。特に、1956年(前身の欧米映画・ヘラルド映画時代を含む)から2006年まで半世紀の間存在した日本ヘラルド映画という会社は、後発の会社ゆえの立ち位置から、常に新たな事にチャレンジし続け、大胆なクリエイティブ・ワークで洋画ファンを魅了し、映画の鑑賞スタイルや新たな受容の在り方を提案し続けた会社だった。その日本ヘラルド映画の仕事を多角的な視点で検証していく。

【各回の講義予定】
第1回 2019/ 2/ 7(木) B級アクションから東欧・ソ連の文芸映画まで:初期ヘラルドのバイタリティ
第2回 2019/ 2/14(木) 『小さな恋のメロディ』と『エマニエル夫人』:“宣伝のヘラルド”時代の開花
第3回 2019/ 2/21(木) 手塚治虫アニメラマ三部作・コッポラ『地獄の黙示録』・黒澤明『乱』の製作という挑戦
第4回 2019/ 2/28(木) アート系作品・クラシック映画のマーケット開拓と邦画製作へのコミット

備考

【テキスト・参考図書】
テキスト
『日本ヘラルド映画の仕事 ― 伝説の宣伝術と宣材デザイン』(パイ インターナショナル)(ISBN:978-4756248176)※初回教室にて注文可能(税込3,000円)
参考図書
『映画プロデューサーが語る ヒットの哲学』(日経BP社)(ISBN:978-4822243593)
『映画人生50年 永遠の青春 古川勝巳』(ヘラルドグループ)※非売品・初回教室にて注文可能(税込1,000円)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 谷川 建司
肩書き 早稲田大学客員教授
プロフィール 1962年東京都生まれ。日本ヘラルド映画(株)勤務を経て、1992年にフリーランスの映画ジャーナリストとして独立。その後、一橋大学大学院社会学で博士号を取得。2003年より茨城大学人文学部助教授、2005年に早稲田大学政治経済学術院に移籍。
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