講座詳細情報
申し込み締切日:2019-01-29 / 世界史 / 学内講座コード:340308
人権思想のあゆみ ― 何が大切か
- 開催日
- 2019年1月31日(木)~2019年2月28日(木)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- その他
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 11,664円
- 定員
- 24
- その他
- ビジター価格 13,413円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・ヨーロッパにおける人権思想のあゆみを思想と歴史との関連で理解する。
・人権を考えるときに何が大切かを考える。
【講義概要】
日本国憲法は、第97条で「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これら権利は、過去幾多の試練に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである」と明記しています。その意味はさまざまに解釈することが可能ですが、人権が歴史的な存在であるという認識が示されていることは確かです。なかでも、人権は、とりわけヨーロッパにおいて発達したといわれています。その発達はまず思想としてさまざまな形で伝えられ、やがて人権宣言などによって明文化され、法規範化されていきました。その成果がやがて日本やさまざまな地域に伝えられていきました。この講義では、そのことを前提として、人権宣言にいたるまでのヨーロッパにおける人権思想のあゆみを考えてみようと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/31(木) ギリシア・ローマ世界とコスモポリタニズム
第2回 2019/ 2/14(木) 正と負のヨーロッパ中世社会
第3回 2019/ 2/21(木) 近代自然法と自然権の思想
第4回 2019/ 2/28(木) 啓蒙主義と人権宣言
・ヨーロッパにおける人権思想のあゆみを思想と歴史との関連で理解する。
・人権を考えるときに何が大切かを考える。
【講義概要】
日本国憲法は、第97条で「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これら権利は、過去幾多の試練に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである」と明記しています。その意味はさまざまに解釈することが可能ですが、人権が歴史的な存在であるという認識が示されていることは確かです。なかでも、人権は、とりわけヨーロッパにおいて発達したといわれています。その発達はまず思想としてさまざまな形で伝えられ、やがて人権宣言などによって明文化され、法規範化されていきました。その成果がやがて日本やさまざまな地域に伝えられていきました。この講義では、そのことを前提として、人権宣言にいたるまでのヨーロッパにおける人権思想のあゆみを考えてみようと思います。
【各回の講義予定】
第1回 2019/ 1/31(木) ギリシア・ローマ世界とコスモポリタニズム
第2回 2019/ 2/14(木) 正と負のヨーロッパ中世社会
第3回 2019/ 2/21(木) 近代自然法と自然権の思想
第4回 2019/ 2/28(木) 啓蒙主義と人権宣言
備考
【テキスト・参考図書】
参考図書
『人権宣言集』(岩波文庫)(ISBN:978-4003400111)
『自然法』(岩波書店)(ISBN:978-4000271417)
『人権を創造する』(岩波書店)(ISBN:978-4000234986)
『人権について』(みすず書房)(ISBN:978-4622036678)
『人権をめぐる十五講』(岩波書店)(ISBN:978-4000291170)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
参考図書
『人権宣言集』(岩波文庫)(ISBN:978-4003400111)
『自然法』(岩波書店)(ISBN:978-4000271417)
『人権を創造する』(岩波書店)(ISBN:978-4000234986)
『人権について』(みすず書房)(ISBN:978-4622036678)
『人権をめぐる十五講』(岩波書店)(ISBN:978-4000291170)
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 山内 進 |
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肩書き | 一橋大学名誉教授 |
プロフィール | 1949年北海道生まれ。一橋大学法学部卒業後、同大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。法学博士(一橋大学)。元一橋大学学長。専門分野は西洋法制史。著書に『掠奪の法観念史』(東京大学出版会)、『北の十字軍』(講談社学術文庫)、『文明は暴力を超えられるか』(筑摩書房)などがある。 |