大学公開講座のセカンドアカデミー

【目標】
・言葉の持つ力を理解し、コミュニケーション能力を高めること。

【講義概要】
日本では古来から、言霊の力が知られており、受験生の前で「落ちる」「滑る」を言わない、また結婚式のスピーチでは「忌み言葉」と呼ばれる禁句があります。本講座では、大事な人とのコミュニケーションで選ぶべき言葉とその秘密を心理学や脳科学的な切り口で考察します。
具体的には、試合直前のスポーツ現場で語られる短い激励のショートスピーチ「ペップトーク」の実際と、その理論的背景を解説します。ペップトークは、もともとアメリカでスポーツの試合前に、監督やコーチが選手を励ますために行っている短い激励のスピーチです（「Pep」は英語で、元気・活気・活力という意味があります）。
2011年ワールドカップ女子大会で優勝したなでしこジャパン決勝戦でのPK戦前に、佐々木則夫監督が語った一言と、平昌五輪で金メダルを獲得した女子団体パシュートのヨハン・デビットコーチのアドバイスには、共通点があります。その共通点とは何かを考察し、スポーツ現場はもちろん、家庭で、職場で、教育現場ですぐに実践できる、シンプルでポジティブな言葉を使ったコミュニケーションを学んでいきます。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

名前	岩崎 由純
肩書き	トレーナーズスクエア株式会社 代表取締役
プロフィール	山口県岩国市周東町出身。NECレッドロケッツ現コンディショニングアドバイザー。日本初の「アスレチックトレーナー」として、数々のスポーツ現場で活躍。アメリカ留学中に、ペップトークの迫力・想い・魅力を体感し、現在では、スポーツ・教育・ビジネスの世界に普及するため全国で講演会を実施中。