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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-11-13 / 世界史 / 学内講座コード:330317

アラビアの考古学 ― 香料の道、巡礼の道

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
11月15日(木)~12月13日(木)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,580円
定員
24
その他
ビジター価格 16,767円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
中東の考古学では、肥沃な三日月地帯で形成されたエジプト文明やメソポタミア文明のみに焦点が当てられがちであるが、本講義ではその両者にはさまれた〈アラビア〉の歴史と文化の意義を考える。

【講義概要】
アラビアは、肥沃な三日月地帯の外側ともいえる位置にあったが、紀元前1千年紀から独創的な文化が芽生え始め、やがて砂漠の道と海の道を取り結んだいわゆる「香料の道」が洋の東西を結びつける重要な働きをした。またイスラームが勃興してからは、「巡礼の道」を通って多くのヒトやモノがいきかった。本講義では、そうした歴史のダイナミズムを考古学的な観点から考えていく。

【各回の講義予定】
第1回 2018/11/15(木) 序説&アラビア半島の自然 ― 砂漠、山脈、海洋
第2回 2018/11/22(木) オリエントの強国のはざま ― 肥沃な三日月地帯の陰
第3回 2018/11/29(木) 香料の道 ― 陸と海のシルクロードを通った物産
第4回 2018/12/ 6(木) 巡礼の道 ― イスラームの移動ネットワークの形成
第5回 2018/12/13(木) サウジアラビア王国の登場 ― 開発と保存をめぐる考古学

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『シェバの女王 ― 伝説の変容と歴史との交錯』(山川出版社)(ISBN:978-4634491939)蔀勇造 著
『 エリュトラー海案内記(1)(2)』(平凡社 東洋文庫)蔀勇造 訳註
『アラビア文化の遺産』(みすず書房)(ISBN:978-4622005759)ジクリト・フンケ 著
『イブン・バットゥータの世界大旅行 ― 14世紀イスラームの時空を生きる』(平凡社新書)(ISBN:978-4582851991)家島彦一 著
『 アラビア・ノート 』(ちくま学芸文庫)(ISBN:978-4480087263)片倉もとこ 著
『サウジアラビア ― 変わりゆく石油王国』(岩波新書)(ISBN:978-4004309642)保坂修司 著

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 長谷川 奏
肩書き 早稲田大学客員教授
プロフィール 1958年愛知県生まれ。考古学者。専門は古代末期~初期イスラーム時代の物質文化研究。早稲田大学総合研究機構客員教授、文学博士。著書に『初期イスラーム文化形成論―エジプトにおける技術伝統の終焉と創造』(中央公論美術出版)、『地中海文明史の考古学―エジプト・物質文化研究の試み』(彩流社)等がある。
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