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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-10-08 / 世界史 / 学内講座コード:230307

冷戦から20世紀を再考する ―冷戦終結から30年、世界はどう変わったのか?―

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月10日(水)~11月28日(水)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,328円
定員
30
その他
ビジター価格 26,827円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・「分裂と不安」「貧困と格差」「ナショナリズムと戦争」など、今日の世界を知る手がかりは、同時代史として生きた20世紀の中にある。本講座は、20世紀後半の時代を「冷戦の時代」として分析し、戦後世界がどのように形成され発展して、終結したかを明らかにする。具体的には、ヤルタ会談(45年)から冷戦の終結(89年)、ソヴィエト連邦の崩壊(91年)までの世界を、ヨーロッパ・アジアを中心に、概括的に検証し考察する。
・「冷戦の時代」を、第二次世界大戦~ヤルタ体制の確立~冷戦の時代(1940~70年代)~終結の時代(1980年代)と続く、連続する現代史の中で巨視的に捉えなおす。またヤルタ体制と今日との連続性を、「冷戦」現象を分析視角として、再検証し歴史的意味を考える。

【講義概要】
最近の研究動向を踏まえ、資料や映像を活用して、当時の国際状況や指導者について、受講生と共に学ぶ。具体的には以下のとおりである。(1)世界大戦後の新国際秩序であるヤルタ体制が、米英ソなどの大国の思惑でどのように形成されたか、また同時期に始まる米ソ冷戦の起源についても検証する。(2)1940年代から80年代の「冷戦時代の国際関係」について、政治外交面を中心に再検証する。(3)80年代の「冷戦終結前後の世界」について検証し、ヤルタ体制および冷戦状況が現代世界に与えた影響と世界史的意義を考察し、今日的課題との相関性を探る。

【各回の講義予定】
第1回 2018/10/10(水) 冷戦の起源とヤルタ体制(冷戦とは何か?)
第2回 2018/10/17(水) 冷戦下のヨーロッパ(ベルリン封鎖・封じ込めと巻き返し)
第3回 2018/10/24(水) アジアの冷戦と朝鮮戦争
第4回 2018/10/31(水) 冷戦とアジア・アフリカ諸国の台頭(中東戦争・第三勢力)
第5回 2018/11/ 7(水) 雪解けから平和共存へ(キューバ危機・戦略兵器制限交渉)
第6回 2018/11/14(水) ベトナム戦争とインドシナ問題
第7回 2018/11/21(水) 緊張緩和と多極化(西欧連合・石油外交と国際経済再編)
第8回 2018/11/28(水) 冷戦の終結とソヴィエト連邦解体(新冷戦・ドイツ統一)

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『国際政治史−世界戦争の時代から21世紀へ』(名古屋大学出版会)(ISBN:978-4815806712)
『 地獄の淵から ヨーロッパ史 』(白水社)(ISBN:978-4560095362)
『歴史としての冷戦』(サイマル出版会)(ISBN:978-4377100488)
『冷戦―その歴史と問題点』(彩流社)(ISBN:978-4779112713)
『 アジア冷戦史 』(中央公論新社)(ISBN:978-4121017635)
『戦後アジア・ヨーロッパ関係史』(慶応義塾大学出版会)(ISBN:978-47664-22894)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 宮坂 豊彦
肩書き 現代史研究家、早稲田大学招聘研究員
プロフィール 早稲田大学卒業。修士(政治学)。専門分野は、西欧国際政治史、イギリス現代史。長年にわたり、戦間期ヨーロッパ国際関係やイギリス政治外交・ファシズム政治外交などを研究すると共に大学などで現代史等を教えた。現代史関係の著書がある。
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