講座詳細情報
申し込み締切日:2018-09-30 / 日本史 / 学内講座コード:230220
総力戦下の社会と思想・文化
- 開催日
- 10月 2日(火)~12月 4日(火)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 29,160円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 33,534円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・総力戦体制や全体主義的支配といわれる時代の社会の実相と、その時代を生きた人びとの経験に着目して、戦争の時代についての理解を深めたいと思います。
【講義概要】
1930年代は、満州事変に始まる戦争と官・民間におけるファシズム化の動きが、連動して進行する時代でした。こうした時代背景を踏まえるために、最初に日中全面戦争以前の社会と思想・文化状況を概観します。次いで、日中戦争の開始にともなう総動員体制の形成、言論・思想・風俗の統制とその下での社会(都市と農村)の様相、1940~41年の翼賛体制の成立と翼賛運動、アジア太平洋戦争開戦後の社会と大衆文化、戦争末期の社会と人びとの意識状況、そして敗戦前後の本土と沖縄の人びとの経験について検討します。
【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 2(火) 序/ファシズム化の進行と自由主義
第2回 2018/10/ 9(火) 反ファシズムの思想と運動/1930年代の世相と民衆意識
第3回 2018/10/16(火) 日中戦争の開始と総動員体制の形成
第4回 2018/10/23(火) 日中戦争期の言論・思想弾圧と風俗の統制
第5回 2018/10/30(火) 日中戦争下の社会の諸相―都市と農村―
第6回 2018/11/ 6(火) 翼賛体制の成立と翼賛文化運動
第7回 2018/11/13(火) アジア太平洋戦争の開戦と知識人・民衆
第8回 2018/11/20(火) 総力戦下の社会変動と民衆意識
第9回 2018/11/27(火) 戦争と紙芝居(実演)
第10回 2018/12/ 4(火) 戦争末期~敗戦時の経験―本土と沖縄―
・総力戦体制や全体主義的支配といわれる時代の社会の実相と、その時代を生きた人びとの経験に着目して、戦争の時代についての理解を深めたいと思います。
【講義概要】
1930年代は、満州事変に始まる戦争と官・民間におけるファシズム化の動きが、連動して進行する時代でした。こうした時代背景を踏まえるために、最初に日中全面戦争以前の社会と思想・文化状況を概観します。次いで、日中戦争の開始にともなう総動員体制の形成、言論・思想・風俗の統制とその下での社会(都市と農村)の様相、1940~41年の翼賛体制の成立と翼賛運動、アジア太平洋戦争開戦後の社会と大衆文化、戦争末期の社会と人びとの意識状況、そして敗戦前後の本土と沖縄の人びとの経験について検討します。
【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 2(火) 序/ファシズム化の進行と自由主義
第2回 2018/10/ 9(火) 反ファシズムの思想と運動/1930年代の世相と民衆意識
第3回 2018/10/16(火) 日中戦争の開始と総動員体制の形成
第4回 2018/10/23(火) 日中戦争期の言論・思想弾圧と風俗の統制
第5回 2018/10/30(火) 日中戦争下の社会の諸相―都市と農村―
第6回 2018/11/ 6(火) 翼賛体制の成立と翼賛文化運動
第7回 2018/11/13(火) アジア太平洋戦争の開戦と知識人・民衆
第8回 2018/11/20(火) 総力戦下の社会変動と民衆意識
第9回 2018/11/27(火) 戦争と紙芝居(実演)
第10回 2018/12/ 4(火) 戦争末期~敗戦時の経験―本土と沖縄―
備考
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 北河 賢三 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学教授 |
プロフィール | 日本近現代史、とくに戦前・戦後の社会・思想・文化史を研究。主な編著書:『国民総動員の時代』(岩波ブックレット、1989)、『戦争と知識人』(山川出版社、2003)、『戦後史のなかの生活記録運動』(岩波書店、2014)、『触発する歴史学』(共編、日本経済評論社、2017)。 |