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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-10-01 / 芸術・文化 / 学内講座コード:130429

イタリア・ルネサンス美術 ティツィアーノ ~ミケランジェロとの関係を中心に~

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 3日(水)~10月31日(水)
講座回数
5回
時間
10:40~12:10
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,580円
定員
50
その他
ビジター価格 16,767円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・16世紀イタリア絵画の中心であったティツィアーノの作品の魅力を理解する
・ティツィアーノがミケランジェロに対して抱いた対抗心、その本質を理解する
・ティツィアーノに脅威を覚えた中央イタリア(ローマ、フィレンツェ)の様式を理解する

【講義概要】
16世紀のイタリア美術はまさに頂点を迎えていた。美術史的には盛期ルネサンスからマニエリスムの時代ということになる。その頃フィレンツェやローマではミケランジェロが中央イタリアの美術様式を先導していた。一方ヴェネツィアでは中央イタリアの様式に対抗する画家ティツィアーノが、皇帝、教皇、王侯貴族から高く評価され、フィレンツェ絵画に脅威を与える存在となっていた。この講義ではティツィアーノが若い時からミケランジェロを意識していたことを解説し、ティツィアーノが「絵画」の表現力の可能性をますます追及していくのに対し、ミケランジェロがティツィアーノを意識せざるを得なくなったこと、また、ミケランジェロを頂点とするフィレンツェの美術家たちがティツィアーノに対しいかにして対抗したかを解説します。

【各回の講義予定】
第1回 2018/10/ 3(水) 若きティツィアーノと中央イタリア(1)
第2回 2018/10/10(水) ティツィアーノと中央イタリア(2)
第3回 2018/10/17(水) 皇帝の画家としてのティツィアーノ
第4回 2018/10/24(水) ティツィアーノと中央イタリア(3)
第5回 2018/10/31(水) ティツィアーノと中央イタリア(4)

備考

【ご受講に際して】
◆本講座は、イタリア・ルネサンス美術に関して、かなり専門的な解説を行います。当初の予定どおりの展開にならないかもしれませんが、実はよく理解していただければ大体予定どおりに展開しています。
◆受講に際しては、相当に専門的であるということを留意願います。また、作品の羅列のような講義にはなりません。限られた作品を特化して解説します。そのため、有名なルネサンス絵画を眺めて楽しむということにはなりません。この点もご留意ください。
◆休講が発生した場合は11月7日に補講をいたします。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『ルネサンス・ヴェネツィア絵画』(白水社)(ISBN:978-4560080832)※ピーター・ハンフリーの著作で、高橋朋子が訳してます。この本は世界の大学で基本参考文献として取り上げられています。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 高橋 朋子
肩書き 学習院大学、学習院女子大学講師
プロフィール 1952年京都市生まれ。早稲田大学文学研究科、芸術学西洋美術史専攻。専門分野はルネサンス期のヴェネツィア派の絵画。現在は学習院大学等で講師をしている。主要著書に、『ウェヌス豊穣からエロスへ』(悠書館)、主要訳書に、ピーター・ハンフリー著『ルネサンス・ヴェネツィア絵画』(白水社)、がある。
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