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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-08-01 / 芸術・文化 / 学内講座コード:320418

高麗屋三兄弟と映画

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
8月 3日(金)~ 8月31日(金)
講座回数
4回
時間
10:30~12:00
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
11,664円
定員
24
その他
ビジター価格 13,413円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・歌舞伎役者の歌舞伎以外の領域への進出の道を切り開いた先駆者の業績を知る。
・時代劇映画の黄金期における映画俳優と歌舞伎役者それぞれの立場を考える。
・歌舞伎の演目がどう映画的なストーリーに変換されたのかについての実例を確認する。
・映画作品を通じて古典芸能としての歌舞伎をもっとよく知る。

【講義概要】
弁慶役者7世松本幸四郎の三人の息子たち、即ち11世市川團十郎、8世松本幸四郎、2世尾上松緑は高麗屋三兄弟と呼ばれた。市川宗家の養子となり團十郎となった長男は戦後の「海老さまブーム」を捲き起こした元祖アイドル歌舞伎役者、父の名跡を継いだ次男は映画スターとして松竹・東宝で計24本の作品に出演、三男はNHK大河ドラマ『花の生涯』ほか数多くのTV番組で主演を務めた。現代の歌舞伎役者のプロトタイプである彼ら三兄弟の活躍を振り返る。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 8/ 3(金) 進取の気性に富んだ弁慶役者7世松本幸四郎を祖とする家風――映像に残された名舞台『勧進帳』
第2回 2018/ 8/10(金) 元祖アイドル歌舞伎役者9世市川海老蔵(11世市川團十郎)――2本の主演映画『江戸の夕映』と『絵島生島』
第3回 2018/ 8/24(金) 現役の立役座頭役者と映画スターを両立させた稀有な存在、8世松本幸四郎――『忠臣蔵』『花の幡随院』『敵は本能寺にあり』『日本のいちばん長い日』『鬼平犯科帳』など
第4回 2018/ 8/31(金) TVスターとしても大活躍した人間国宝、2世尾上松緑――映画『バナナ』、NHK大河ドラマ『花の生涯』、『闇を斬れ』など

備考

【ご受講に際して】
◆主として映画作品の具体的シーンを紹介しつつその活躍を検証していきます。
◆歌舞伎の個々の演目についての知識などは必要ありません。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『高麗屋三兄弟と映画』(雄山閣)※2018年5月刊行予定。
『弁慶役者 七代目幸四郎』(青土社)(ISBN:978-4791769414)
『十一世市川団十郎』(朝日文庫)(ISBN:978-4022603715)
『幸四郎三国志 菊田一夫との四〇〇〇日』(文藝春秋)
『松緑芸話』(講談社)(ISBN:978-4062036955)※文庫版、Kindle版あり。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 谷川 建司
肩書き 早稲田大学客員教授
プロフィール 1962年東京都生まれ。日本ヘラルド映画(株)勤務を経て、1992年にフリーランスの映画ジャーナリストとして独立。その後、一橋大学大学院社会学で博士号を取得。2003年より茨城大学人文学部助教授、2005年に早稲田大学政治経済学術院に移籍。
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