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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-08-20 / 文学 / 学内講座コード:320110

芥川賞・直木賞はこうして選ばれる ― 受賞作家、栄光の条件

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
8月22日(水)~ 9月12日(水)
講座回数
4回
時間
15:00~16:30
講座区分
その他 
入学金
8,000円
受講料
11,664円
定員
24
その他
ビジター価格 13,413円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・芥川賞・直木賞、選考の実態を知る。
・芥川賞・直木賞、受賞作家と受賞作品の果す役割を知る。
・作家活動における文学賞の効果を知る。

【講義概要】
文藝春秋の文藝担当編集者であった38年間、芥川賞・直木賞受賞者を最も多く世に送り出した。
さらに、平成9年から13年までは、賞の主催団体である日本文学振興会の理事・事務局長として、選考の進行にあたった。その間に起きたさまざまな出来ごと、賞の運営の実態を明らかにする。
あまた文学賞のあるなか、80有余年の長きにわたり継続し、話題作を世に送り出すのは、世界的に見ても例がない。これはひとえに厳正な選考が行われているからと、いっていい。そのために払われる主催者の注意と労苦にふれる。
また昭和から平成にかけての文学史に残る作品の担当者として、作品成立の秘話を語る。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 8/22(水) 芥川賞・直木賞はこうして決まる。その選考の一部始終。選考会でのさまざまなドラマ。授賞決定を報せた時の感動と興奮。
第2回 2018/ 8/29(水) 栄光の受賞作家たち。なかでも中上健次は、今日では神話化され語られている。その芥川賞受賞作『岬』はこうして書かれた。担当編集者だから知る作品誕生の秘話。受賞作家となる幸運を呼び込む条件とは。
第3回 2018/ 9/ 5(水) しなやかな女性作家たち。文藝担当編集者として、最も多くの女性作家を担当。中里恒子、芝木好子、佐藤愛子、宮尾登美子、有吉佐和子、高樹のぶ子、木崎さと子、村田喜代子、夏樹静子…女性作家たちのここだけの話。
第4回 2018/ 9/12(水) 作家の人と真実。松本清張、司馬遼太郎、水上勉、井上ひさし、立原正秋、遠藤周作、大岡昇平、中野孝次などを担当し、この目におさめた作家の素顔、文藝に励しむ者の日々の充実とよろこびにふれる。

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『芥川賞・直木賞をとる! あなたも作家になれる』(河出書房新社)(ISBN:978-4309414232)
『編集者魂』(集英社文庫)(ISBN:978-4087468625)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 高橋 一清
肩書き 元文藝春秋各誌編集長、(一社)松江観光協会 観光文化プロデューサー
プロフィール 1944年島根生まれ。早稲田大学第一文学部国文学専修を卒業、(株)文藝春秋に入社し、文藝担当編集者を勤める。2005年3月、退社。4月より松江観光協会観光文化プロデューサーに就任、文化観光の企画を展開。また、「松江文学学校」を主宰する。著書に『編集者魂』『作家魂に触れた』『百册百話』『芥川賞・直木賞をとる!』などがある。
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