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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-01-11 / 日本史 / 学内講座コード:340207

古文書に中世を読む ― 奉行人篇

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月13日(土)~ 3月 3日(土)
講座回数
5回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
14,580円
定員
24
その他
ビジター価格 16,767円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・たった一通の古文書からどこまで歴史を明らかにできるか、を学ぶことができる。
・複数の古文書を組み合わせることで、何が見えてくるか、を学ぶことができる。
・古文書の様式やくずし字解読を、〈実践的〉に学ぶことができる。
・2016年度冬学期講座の「古文書に中世を読む」入門篇につづく各論篇の第二弾として、一つの対象を掘り下げて学ぶことができる。

【講義概要】
時代劇でおなじみの「お奉行様」。「奉行」とは音でよむと「ブギョウ」ですが、訓でよむと「うけたまわりおこなう」となります。つまり「奉行」とは本来、上意を下達することを指すわけです。この上意を下達する、という行為に着目すると、当時の政治の仕組みが見えてきます。たとえば大名家ならば、大名当主が、その意向を奉行を介さず直接伝える場合と、奉行を介して示す場合とでは、その政治効果は同一ではありません。また行政の合理化が進めば進むほど、「奉行人」という名の役人たち、つまりは官僚機構の発達した大名家が頭角を現します。今回は、個別の大名家の文書を追う、というのではなく、「奉行」という存在に注目して、古文書に中世、そして近世の萌芽を読んでいきたいと思います。
【主な講義内容】
奉行とはなにか ─ 古文書学入門 / 室町幕府と奉行人 / 守護大名家と奉行人 / 戦国大名家と奉行人 / 豊臣家と五奉行

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 1/13(土) 奉行とはなにか ─ 古文書学入門
第2回 2018/ 1/27(土) 室町幕府と奉行人
第3回 2018/ 2/10(土) 守護大名家と奉行人
第4回 2018/ 2/24(土) 戦国大名家と奉行人
第5回 2018/ 3/ 3(土) 豊臣家と五奉行

備考

【ご受講に際して】
◆くずし字辞典は、あると便利です。特に指定しませんが、お持ちの方はご持参ください。
◆今学期から参加される方も歓迎いたします。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 東島 誠
肩書き 立命館大学教授
プロフィール 1967年大阪府生まれ。東京大学文学部卒業後、同大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門分野は、日本中世史を中心に古代から近・現代に及ぶ。著書に『自由にしてケシカラン人々の世紀』(講談社選書メチエ)、『〈つながり〉の精神史』(講談社現代新書)等。また、與那覇潤との共著に『日本の起源』(太田出版)がある。
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