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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-01-22 / 世界史 / 学内講座コード:240306

映画で学ぶ ナチズム/ホロコースト

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 八丁堀校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月24日(水)~ 2月28日(水)
講座回数
6回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
17,496円
定員
30
その他
ビジター価格 20,120円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・比較的最近の映画を題材に、ナチズム/ホロコーストとは何であったのか考える。
・映画の実際の歴史的背景について知る。

【講義概要】
戦争が終わって70年以上たった現在でも、毎年ヒトラーやナチズム、ホロコーストに関する映画が公開されている。皮肉にもヒトラーは銀幕の中で生き続け、またユダヤ人の悲劇も繰り返しプレイバックされている。しかし、歴史的にはナチズムとはいかなる体制で、ホロコーストとは具体的に何を指すのだろうか。また、アウシュヴィッツという言葉は20世紀の悲劇のシンボルとなっているが、これがどのような場所であったか知っているだろうか。
この授業では、比較的最近公開された映画、もしくは容易にDVDで手に入る映画を題材に、ヒトラー体制とホロコーストの歴史について学ぶ。

【各回の講義予定】
第1回 2018/ 1/24(水) 導入とナチズム/ホロコーストと映画:独裁を笑うことはできるか?『独裁者』(1940)、『生きるべきか死ぬべきか』(1942)
第2回 2018/ 1/31(水) ナチズムへの抵抗:どのような抵抗が可能だったのか?『ワルキューレ』(2009)、『白バラの祈り』(2005)
第3回 2018/ 2/ 7(水) 隣人だった対独協力者:ドイツ支配下のヨーロッパでホロコーストに加担した現地住民とはだれか。『ルシアンの青春』(1973年)、『イーダ』(2013年)
第4回 2018/ 2/14(水) 子どもたちのホロコースト:子供はどのようにホロコーストを体験したのか。『さよなら子供たち』(1987)、『二つの名前を持つ少年』(2013)
第5回 2018/ 2/21(水) アウシュヴィッツ:究極の「悪」を想像する。『サウルの息子』(2014)
第6回 2018/ 2/28(水) ナチ犯罪者の戦後:ホロコーストの実行者は、しかるべき裁きを受けたのか?『ニュールンベルク裁判』(1961)『顔のないヒトラーたち』(2014)

備考

【ご受講に際して】
◆本講座でとりあげる映画のいくつかを、事前に鑑賞いただけると、講義の内容をより興味深くお聞きいただけると思います。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『ナチスと映画:ヒトラーとナチスはどう描かれてきたか 』(中公新書)(ISBN:978-4121019752)
『ヒトラーとナチ・ドイツ』(講談社)(ISBN:978-4062883184)
『ホロコースト』(中公新書)(ISBN:978-4121019431)
『ユダヤ人財産はだれのものか:ホロコーストからパレスチナ問題へ』(白水社)(ISBN:978-4560031872)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 武井 彩佳
肩書き 学習院女子大学准教授
プロフィール 博士(文学、早稲田大学)。専門はドイツ現代史、エスニシティ研究、ホロコースト研究。著書に『戦後ドイツのユダヤ人』(白水社)、『ユダヤ人財産はだれのものか:ホロコーストからパレスチナ問題へ』(白水社)、『〈和解〉のリアルポリティクス-ドイツ人とユダヤ人』(みすず書房)など。
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