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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-10-09 / 日本史 / 学内講座コード:330214

日本近代150年の群像(大正・昭和前期編)

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月11日(水)~11月29日(水)
講座回数
8回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
23,328円
定員
30
その他
ビジター価格 26,827円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・日本近代150年の歴史を50人の主要人物の物語として鳥瞰する。
・40年サイクル説をさらに分けて20年世代サイクルの春夏秋冬80年説を試みる。
・150年通観の軸を西洋文明、つまり近代合理主義文明(科学主義と産業主義)の衝撃とその対応として考える。

【講義概要】
明治編(約40年)で日本近代は西洋列強の圧力の中で、よく「殖産興業」と「富国強兵」策に務め、帝国主義世界にあって独立を確保し「一等国」の仲間入りをするまでになった。
「大正・昭和前期編」では、その後の40年で近代日本はどんな道を辿ったかを、代表的な人物の物語を通じて概観していきたい。前半20年は国際強調路線と内政充実の時代であり、後半20年は恐慌飢饉による貧困問題と軍事膨張国家への急傾斜であり、日中戦争から太平洋戦争にいたる亡国への道であった。その中にあって日本人はどのように懸命に対応し生き抜いたか、それを多面的に生き生きとした人物像を通じて探っていきたい。
なお、2017年度冬学期に「戦後昭和・平成編」を8回シリーズで予定している。

【各回の講義予定】
第1回 2017/10/11(水) 西園寺公望と原敬~国際協調と立憲政治
第2回 2017/10/18(水) 浜口雄幸と高橋是清~政党政治とデモクラシー
第3回 2017/10/25(水) 団琢磨と松方幸次郎~産業興隆と重工業化
第4回 2017/11/ 1(水) 小林一三と谷崎潤一郎~文化産業とモガモボ
第5回 2017/11/ 8(水) 河上肇・北一輝~貧困問題と日本改造
第6回 2017/11/15(水) 石原完爾・宇垣一成~軍拡路線と軍縮路線
第7回 2017/11/22(水) 徳富蘇峰・石橋湛山~大日本主義と小日本主義
第8回 2017/11/29(水) 近衛文麿と鈴木貫太郎~終戦工作と最後の聖断

備考

【テキスト・参考図書】
参考図書
『大正デモクラシー』(岩波新書)(ISBN:978-4004310457)成田龍一 著
『昭和史 1926-1945』(平凡社)(ISBN:978-4582766714)半藤一利 著
『軍閥興亡史(全3巻)』(光人社NF文庫)伊藤正徳 著
『世界史のなかの日本近現代史』(東洋経済新報社)(ISBN:978-4492060902)正村公宏 著
『ビジュアル近代日本の1000人』(世界文化社)(ISBN:978-4418102228)近現代史編纂会 著

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 泉 三郎
肩書き ノンフィクション作家、NPO法人米欧亜回覧の会代表
プロフィール ノンフィクション作家、NPO「米欧亜回覧の会」代表。1935年生まれ。一橋大学経済学部卒(坂本二郎ゼミ)。会社勤務の後、不動産事業など経営、傍ら著述を始める。とりわけ「岩倉使節団」の壮大な旅に魅せられてメインルートを旅して『堂々たる日本人』など数々の著作を刊行。また「米欧亜回覧の会」を設立、近代史の研究にいそしむ。
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