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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-09-30 / 芸術・文化 / 学内講座コード:130460

文学座連携講座-文学座創立80年の歴史をつなぐもの- 公演『鼻』より、俳優・江守徹、演出家・鵜山仁の仕事

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 2日(月)~10月28日(土)
講座回数
2回
時間
※10/28は14:00~17:30の予定
講座区分
数回もの 
入学金
8,000円
受講料
13,114円
定員
50
その他
ビジター価格 13,988円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
今年創立80周年を迎えた文学座の歴史は作品と観客によって紡がれた奇跡の歴史です。作家との出会い、俳優の演技、財産演目の継承。それらが文学座を次の時代へと導く星のごとく存在します。この秋上演する『鼻』という作品も劇団縁の作家・別役実が文学座往年の俳優・三津田健の名舞台『シラノ・ド・ベルジュラック』を下敷きに、1994年の初演から再び、江守徹と渡辺徹によって継承されます。惹きつけてやまない俳優の演技、それこそが私たちを魅了します。演劇は時代を映す鏡とも言われますが、もっと軽やかに観客に寄り添い、観客にテーマを手渡す。演劇が身近なもので在りたい、文学座の歴史はこうした連続であったことを皆様に感じて頂きながら、文学座の俳優や演出家の個性についても一緒に探ってみたいと思います。

【講義概要】
別役作品の特徴はシンプルな舞台構造とセリフの迷路で観客を不条理の世界へ導いていくこと。独特のユーモアで深い真理が語られ、人間の歴史は総じてどこまでも続く線路のようなもの。別役作品には終幕のない普遍性があります。その世界を表現する俳優の存在は一番の要素です。江守徹も幾度も演じ、愛してやまない作品『シラノ・ド・ベルジュラック』でみせた人生の哀歓を、今回初挑戦となる別役作品でどう魅せるのか?新生『鼻』の上演を前に作品の魅力や自身の俳優という仕事について、さらに演出家が描こうとする作品世界とは?早稲田大学演劇博物館館長の岡室美奈子氏とともに、江守徹×鵜山仁のエンターテインメントを一足先に楽しむ講座をお届けします。

【各回の講義予定】
第1回 2017/10/ 2(月) 観劇前講義(早稲田大学)
文学座連携講座-文学座創立80年の歴史をつなぐもの-
第2回 2017/10/28(土) 文学座公演『鼻』を観劇+ミニ交流会(開演:14:00~16:45、上演時間は未定の為、終了時間は予定です)

備考

【ご受講に際して】
◆この講座は全2回の講座となります。第1回は早稲田大学においての講義、第2回は紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにおいて文学座公演『鼻』の舞台鑑賞・ミニ交流会となります。
◆チケット代は受講料に含まれます。
◆鑑賞席は選べません。
◆詳細は第1回の講座でお知らせいたします。

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 鵜山 仁
肩書き 文学座演出家
プロフィール 奈良県出身。言葉から着想される膨大なイメージをあらゆる表現・素材を使って劇空間に現出させる演出には定評がある。外部演出も数多く近年では『父と暮らせば』『兄おとうと』(こまつ座)、『ヘンリー六世』『リチャード三世』(新国立劇場)などがある。
名前 江守 徹
肩書き 俳優(文学座)
プロフィール 東京都出身。1972年文学座アトリエで上演された『ハムレット』で注目されて以来、明晰な解釈と圧倒的なセリフ術で観客を魅了し続ける。文学座内外を通じて出演したシェイクスピア作品では『マクベス』『ウィンザーの陽気な女房たち』『リチャード三世』などがある。
名前 岡室 美奈子
肩書き 早稲田大学教授、早稲田大学演劇博物館館長
プロフィール 三重県生まれ。博士(芸術学、国立アイルランド大学ダブリン校)。早稲田大学大学院文学研究科芸術学(演劇)専攻博士課程満期退学。専門分野は、サミュエル・ベケットを中心とする現代演劇、演劇史、テレビ文化論、テレビ批評。共編著に『サミュエル・ベケット!―これからの批評』など。フジテレビ番組審議会委員。
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