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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-09-30 / 文学:日本史 / 学内講座コード:130216

和歌古筆を読む―記された歌会資料を中心に―

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
10月 2日(月)~12月11日(月)
講座回数
10回
時間
14:45~16:15
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
29,160円
定員
30
その他
ビジター価格 33,534円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
・鑑賞の対象であると同時に、国文学の貴重な資料でもある和歌古筆には、どのような内容のものがあるのか、正しく理解できるようにします。
・連綿体による変体仮名で記された和歌資料を読むことを通して、和歌古筆の読みの習熟を目指します。
・各時代を代表的する和歌古筆の遺品は、それぞれの時代の和歌活動を、ある程度反映していることを理解します。

【講義概要】
「和歌古筆」といえば、平安から室町時代初期まで編纂された勅撰集や、私撰集、私家集等の“古典”の写本類がまず挙げられますが、中世には歌人たちが詠み競った定数歌、和歌懐紙、続歌短冊等の自詠自筆の和歌会資料の遺品も豊富にあります。この講座では、各時代の様々な和歌活動から生成された古筆資料をとりあげて読みます。受講される方は、すらすらと読める必要はありませんが、変体仮名で書かれた文書を一度は読んだことがあるという方を対象とします。

【各回の講義予定】
第1回 2017/10/ 2(月) リファレンス―和歌古筆にはどのようなものがあるか1
第2回 2017/10/16(月) リファレンス―和歌古筆にはどのようなものがあるか2
第3回 2017/10/23(月) 平安時代の歌会資料から
第4回 2017/10/30(月) 鎌倉時代の歌会資料から
第5回 2017/11/ 6(月) 鎌倉時代の和歌資料から
第6回 2017/11/13(月) 鎌倉末~室町前期の歌会資料から―続歌(つぎうた)1
第7回 2017/11/20(月) 鎌倉末~室町前期の歌会資料から―続歌(つぎうた)2
第8回 2017/11/27(月) 室町時代後期の公宴歌会資料から
第9回 2017/12/ 4(月) 室町時代後期の公宴歌会資料から
第10回 2017/12/11(月) 展覧会見学か、図書館での実習

備考

【ご受講に際して】
◆期間中に少なくとも1回の展覧会見学か、古筆作品を所蔵する図書館等で、実作品に触れる機会を設けます。
◆毎時間、必ず変体仮名による資料を読みます。簡単な字典のコピーはこちらで用意しますが、ご自分で字典をお持ちの方はご持参下さい(参考図書参照)。
◆変体仮名で書かれた文書を読んだことがある方を対象としています。すらすら読めなくても構いません。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『くずし字解読辞典』(東京堂出版)(ISBN:4-490-10331-X)
『「開館50周年記念 時代を映す仮名のかたち―国宝手鑑『見努世友』と古筆の名品」展図録』(出光美術館)
『必携古典籍古文書 料紙事典』(八木書店)(ISBN:978-4-8406-2072-7)

※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

講師陣

名前 別府 節子
肩書き 出光美術館 嘱託研究員
プロフィール 東京生まれ。博士(文学)。専門分野である和歌古筆を対象とした展覧会企画、図録・論考執筆のかたわら、中世の古筆資料の調査発掘活動を続ける。展覧会図録に「西行の仮名」、「古筆手鑑展」(出光美術館)。著書に「時代を映す古筆切」(『古筆への誘い』三弥井書店 共著)、『和歌と仮名のかたち』(笠間書院)。
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