検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2017-01-06 / 世界史 / 学内講座コード:340309

中国(秦始皇帝陵)とエジプト(ピラミッド)の比較文明論 宇宙と地下からの古代のメッセージを聞く

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 中野校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
1月13日(金)~ 2月17日(金)
講座回数
5回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
8,000円
受講料
11,826円
定員
30
その他
ビジター価格 13,608円
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【目標】
・先端技術を利用して中国とエジプトの古代文明を分析する。
・分析に用いられた先端技術の原理と手法を理解する。

【講義概要】
この講座は、東洋世界とオリエント世界の文明の質的な異なりを、都市(と墓地)の構造から考えてみようという新しい試みである。考古学や歴史学の資料から捉えられる都市構造の姿は極めて部分的で全体をとらえることが大変難しかった。そこで現在、先端科学技術の力を活用して、ヒトの感性を超える巨視的な視座から、古代都市のグランドデザインをとらえようという試みを行っている。この講座では、人文系と理工系の研究者が共同でリモートセンシングという最新技術を駆使し、読み解いていった研究の成果を紹介する。本研究から得られてきたさまざまな所見が、古代文明の底流を流れる「文明の質」に関わる可能性を示してみたいと思っている。なお、この講座では、「衛星画像分析」を解説する第5回で、東海大学情報技術センター(渋谷区富ヶ谷)の見学授業を計画しており、リモートセンシング技術の実際を、考古学、歴史学への応用を通して理解する予定である。

【各回の講義予定】
第1回 2017/ 1/13(金) 古代中国における遺跡形成の特性(1)
第2回 2017/ 1/20(金) 古代中国における遺跡形成の特性(2)
第3回 2017/ 1/27(金) 古代エジプトにおける遺跡形成の特性(1)
第4回 2017/ 2/ 3(金) 古代エジプトにおける遺跡形成の特性(2)
第5回 2017/ 2/17(金) 宇宙から探る古代遺跡(衛星リモートセンシングの最前線)【東海大学情報技術センター見学】

備考

【ご受講に際して】
◆第5回(2/17)の東海大学情報技術センター(渋谷区富ヶ谷)の見学は、現地集合・解散とし、見学地までの交通費等は別途実費ご負担となります。詳細は講義内でご案内いたします。

【テキスト・参考図書】
参考図書
『宇宙と地下からのメッセージ ― 秦始皇帝陵とその自然環境 (学習院大学東洋文化研究叢書)』(D-CODE)(ISBN:978-4990698003)

【備考】
※パンフレットでテキスト指定していた『宇宙と地下からのメッセージ ― 秦始皇帝陵とその自然環境 (学習院大学東洋文化研究叢書)』ですが、売り切れとなってしまったため、必要箇所のコピーを配付します。

講師陣

名前 鶴間 和幸
肩書き 学習院大学教授
プロフィール 1950年東京都生まれ。東京教育大学文学部卒業後、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学、東京大学)。専門分野は、中国古代史。著書に『秦帝國の形成と地域』(汲古書院)、『ファーストエンペラーの遺産 秦漢帝国』(講談社)、『始皇帝陵と兵馬俑』(講談社)、『人間・始皇帝』(岩波新書)などがある。
名前 長谷川 奏
肩書き 早稲田大学客員教授
プロフィール 1958年愛知県生まれ。考古学者。専門はエジプト古代末期の物質文化研究。早稲田大学エジプト学研究所客員准教授、日本学術振興会カイロ研究連絡センター長を経て、現在、早稲田大学総合研究機構研究院客員教授。著書に、『地中海文明史の考古学 ― エジプト・物質文化研究の試み』(彩流社)等がある。
名前 惠多谷 雅弘
肩書き 東海大学情報技術センター事務長・研究開発担当
プロフィール 1955年横浜市生まれ、東海大学大学院工学研究科博士課程後期終了、博士(工学)。専門は衛星リモートセンシング(宇宙考古学)。2003-2004年度文部科学省科学技術学術審議会専門委員。著書に、『コンピュータ・イメージング』(写真工業出版社)、『悠久のナイル』(東海大学出版部)などがある。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.