講座詳細情報
申し込み締切日:2017-02-08 / 日本史 / 学内講座コード:340207
開拓使と幕臣 箱館奉行所から開拓使へ
- 開催日
- 2月15日(水)~ 3月 8日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 9,461円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 10,886円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【目標】
・明治維新に際して、中下級の旗本や御家人などの少禄の幕臣たちが果たした役割を、行政機能の維持という観点から考えてみることを目指したいと思います。
・箱館戦争の舞台や日露間の国境問題の最前線となり、「北門の鎖鑰」と呼ばれてその開拓や防衛が国家的課題とされていた幕末から明治初期にかけての北海道の歴史に対する理解を深めることを目指したいと思います。
【講義概要】
本講義では、幕末・維新期において、江戸幕府から明治政府へと支配の引継ぎが行われた北海道(蝦夷地)について、箱館奉行所から開拓使に至るまでその行政を支えた幕臣に注目して論じてみたいと考えています。また、北方領土問題など、日本とロシアの間には、国境をめぐる問題が現在も存在していますが、幕末から明治初期にかけて、欧米列強の一角であったロシアとの国境問題をどのように解決するのかは、日本にとっての最重要課題の一つでした。こうした背景を踏まえて、この時期の北海道の歴史についても論じたいと思っています。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 2/15(水) 明治維新と箱館裁判所の設置 ― 箱館奉行所の継承
第2回 2017/ 2/22(水) 箱館戦争 ― 箱館府職員の箱館戦争
第3回 2017/ 3/ 1(水) 開拓使の設置と黒田清隆 ―「開拓十年計画」と旧幕臣
第4回 2017/ 3/ 8(水) 「開拓使官有物払下げ事件」と開拓使の廃使
・明治維新に際して、中下級の旗本や御家人などの少禄の幕臣たちが果たした役割を、行政機能の維持という観点から考えてみることを目指したいと思います。
・箱館戦争の舞台や日露間の国境問題の最前線となり、「北門の鎖鑰」と呼ばれてその開拓や防衛が国家的課題とされていた幕末から明治初期にかけての北海道の歴史に対する理解を深めることを目指したいと思います。
【講義概要】
本講義では、幕末・維新期において、江戸幕府から明治政府へと支配の引継ぎが行われた北海道(蝦夷地)について、箱館奉行所から開拓使に至るまでその行政を支えた幕臣に注目して論じてみたいと考えています。また、北方領土問題など、日本とロシアの間には、国境をめぐる問題が現在も存在していますが、幕末から明治初期にかけて、欧米列強の一角であったロシアとの国境問題をどのように解決するのかは、日本にとっての最重要課題の一つでした。こうした背景を踏まえて、この時期の北海道の歴史についても論じたいと思っています。
【各回の講義予定】
第1回 2017/ 2/15(水) 明治維新と箱館裁判所の設置 ― 箱館奉行所の継承
第2回 2017/ 2/22(水) 箱館戦争 ― 箱館府職員の箱館戦争
第3回 2017/ 3/ 1(水) 開拓使の設置と黒田清隆 ―「開拓十年計画」と旧幕臣
第4回 2017/ 3/ 8(水) 「開拓使官有物払下げ事件」と開拓使の廃使
講師陣
名前 | 門松 秀樹 |
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肩書き | 慶應義塾大学・尚美学園大学講師 |
プロフィール | 1974年神奈川県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、同大学院法学研究科政治学専攻博士課程修了。博士(法学、慶應義塾大学)。専攻は、日本政治史・行政史。著書に、『明治維新と幕臣』(中公新書)、『開拓使と幕臣』(慶應義塾大学出版会)などがある。 |