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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-07-12 / その他教養 / 学内講座コード:120408

仏教の「こころ」と「かたち」【午前クラス】 阿弥陀如来

主催:早稲田大学エクステンションセンター早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校(東京都)]
問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
開催日
7月19日(火)~ 8月 9日(火)
講座回数
4回
時間
10:30~12:30
講座区分
前期 
入学金
8,000円
受講料
14,386円
定員
60
その他
ビジター価格 16,546円
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【目標】
仏像は全身で仏の教えを表しています。この講座では、仏像の背後にある思想を経典に基づいて考察するとともに、造形の特徴を地域ないし時代別に学習することで、仏像の「こころ」と「かたち」を総合的に把握します。

【講義概要】
今回は阿弥陀如来を取り上げます。阿弥陀如来は西方の安楽と呼ばれる世界、いわゆる極楽浄土で現在も説法している仏であるといいます。阿弥陀仏を念じて極楽への往生を祈願する浄土信仰は、今日でも盛んに行われています。
阿弥陀仏の造形は、彼岸の世界を想うところから始まります。人々は極楽浄土の仏像に何を願い、造像し礼拝したのでしょうか。ここでは阿弥陀如来の姿を観察し、地域や時代によって「かたち」が如何に変化するのか考察します。そして極楽世界を受講生の皆さんと観察し解析したいと思います。
阿弥陀仏に関する経典には、『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』の浄土三部経があり、これに基づいて浄土信仰が成立しました。後半では、これらの要文を読みながら阿弥陀仏の「こころ」を探求します。

【各回の講義予定】
第1回 2016/ 7/19(火) 阿弥陀仏のかたち―彼岸の仏に願う―
第2回 2016/ 7/26(火) 極楽浄土のかたち―往く世界を観る―
第3回 2016/ 8/ 2(火) 阿弥陀仏の誓願―四十八願と念仏廻向―
第4回 2016/ 8/ 9(火) 極楽浄土の観想―十六観と九品往生―

講師陣

名前 村松 哲文
肩書き 駒澤大学教授
プロフィール 1967年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。早稲田大学会津八一記念博物館勤務を経て現職。専門は仏教美術史、禅美術。共著『すぐわかる東洋の美術』(東京美術)、『興福寺―美術史研究のあゆみ―』(里文堂)、監修『わかいい、キレイ、かっこいい、楽しい仏像のみかた』(日本文芸社)など。
名前 吉村 誠
肩書き 駒澤大学教授
プロフィール 1969年東京都生まれ。早稲田大学大学院卒。専門は中国仏教、唯識学。著書:『中国唯識思想史研究―玄奘と唯識学派―』(大蔵出版、2013年)。訳書:『続高僧伝I』(大蔵出版、2012年)。主な論文:「唯識の思想史的意義」(『新アジア仏教史7 中国II 隋唐』、佼成出版社、2010年)、「中国唯識思想史の展開」(『シリーズ大乗仏教7 唯識と瑜伽行』、春秋社、2012年)、「玄奘と『般若心経』」(『仏教史学研究』56-2、2014年)など。
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