講座詳細情報
申し込み締切日:2016-07-01 / 文学 / 学内講座コード:120112
D.H.ロレンスの世界に分け入る 英文読解の楽しみ
- 開催日
- 7月 8日(金)~ 9月 9日(金)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 8,000円
- 受講料
- 18,922円
- 定員
- 30
- その他
- ビジター価格 21,773円
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【目標】
・本講義は、英文読解の鍛錬を通じて英語力を高めるのをねらいとしている。
・20世紀英文学で最も高く評価されている文学者D. H. ロレンスの作品を、語句の正確な理解、文脈の的確な把握に努めながら味到し、文学鑑賞力を高めることもねらいとしている。
【講義概要】
今回は第一次世界大戦で敗北したドイツの、敗戦直後の荒廃した地方都市を訪ねる女性(ロレンスの妻フリーダに似たドイツの貴族の出の女性)を主人公にした「The Border-line」をテキストにする。出征して戦死した最初の夫(ケルト族系の英国人)のことを、英仏海峡を渡る船の上で、さらにドイツの地方都市で、まざまざと心に浮かべ、亡き夫の現実的存在に接する程に「思い出の力」に拠ることの出来る主人公の内面の描写、亡き夫と現在の夫との間の生き方におけるコントラストに注意しながら読解する。1回の進度は約3頁。
・本講義は、英文読解の鍛錬を通じて英語力を高めるのをねらいとしている。
・20世紀英文学で最も高く評価されている文学者D. H. ロレンスの作品を、語句の正確な理解、文脈の的確な把握に努めながら味到し、文学鑑賞力を高めることもねらいとしている。
【講義概要】
今回は第一次世界大戦で敗北したドイツの、敗戦直後の荒廃した地方都市を訪ねる女性(ロレンスの妻フリーダに似たドイツの貴族の出の女性)を主人公にした「The Border-line」をテキストにする。出征して戦死した最初の夫(ケルト族系の英国人)のことを、英仏海峡を渡る船の上で、さらにドイツの地方都市で、まざまざと心に浮かべ、亡き夫の現実的存在に接する程に「思い出の力」に拠ることの出来る主人公の内面の描写、亡き夫と現在の夫との間の生き方におけるコントラストに注意しながら読解する。1回の進度は約3頁。
備考
【ご受講に際して】
◆予習・復習は必須です。
◆分からないところは必ず質問して下さい。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『The Woman Who Rode Away and Other Stories』(Cambridge University Press)(ISBN:978-1589637580)
◆予習・復習は必須です。
◆分からないところは必ず質問して下さい。
【テキスト・参考図書】
参考図書
『The Woman Who Rode Away and Other Stories』(Cambridge University Press)(ISBN:978-1589637580)
講師陣
名前 | 照屋 佳男 |
---|---|
肩書き | 早稲田大学名誉教授 |
プロフィール | 1936年沖縄県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。専門分野は、英文学、比較文化。著書に、『コンラッドの小説』(早稲田大学出版部)、『共同体とグローバリズム』(成文堂)。監訳書に『文化の定義のための覚書』(中公クラシックス)(中央公論新社)などがある。 |